ゴーザンダイイン!
リアルタイムではアイスランドをワイルドにレンタカーで一周してました。
そして本日それが終了!
ヨーロッパ編を終えてこれから中東、アフリカへ飛ぶところです。
そんなわけでブログが全然更新できていませんでしたが、ここで唐突にアイスランド編の記事を先にまとめていきたいと思います。
僕にとってアイスランドは絶対に行きたかった場所であり、実際旅の内容もかなり濃かったため、記憶が新しいうちに書いておきたいからです。
一緒に行ったメンバーは、シュン君、みずほ、リエさん、そして僕の合計4人。
シュン君とみずほも既にアイスランド記事を書き始めているので、日々の旅の記録や写真はそちらをご覧ください!
<同行メンバーのアイスランド記事>
僕はというと、情報集約型ブログとして、これからアイスランド周遊をしようとしている方向けになるべく役に立てる内容をギュッと凝縮して淡々と書いていきたいと思います。
今回はその準備編の記事になります。
<世界一周45か国目>
アイスランド(Iceland)
通貨:クローナ
為替:100円 = 約96クローナ
こんにちは → ゴーザンダイイン
ありがとう → タックフィリール
世界地図で見ると果ての地。
一応僕のヨーロッパ旅のクライマックス。
1.時期
僕らは、メンバー各自のスケジュールを考慮した結果、9月後半、8泊9日間かけてレンタカーで一周しました。
夏と冬の間くらいですかね。
期間については、1週間以上は欲しいところです。
夏(6〜8月)
年中寒いアイスランドですが、これくらいの時期が最も暖かく(といっても昼間12〜15℃程度)、また日照時間も長くなるようです。
この時期に行けばアイスランド名物、かわいい渡り鳥のパフィンが見られるようです。
僕らが行った時期では見ることができませんでした。
冬(11〜3月)
日中は最高でも5℃、夜は氷点下まで下がります。
極寒ですが、島で山間部でもないため、カナダ、ロシアなんかより暖かいと思います。
そして冬に行く場合は何といってもオーロラを見たいですよね。
オーロラは夏でも見られるんですが、緯度が高いアイスランドでは夏季は23:00くらいまで日が沈まないため、オーロラ観測に適さないのです。
9月後半だと日没は20:00頃だったので、夜ご飯を食べた後くらいにオーロラを探して走り回りました。
よく見えるかいなかは季節というよりかは天候の良し悪しによります。
氷河については夏場でも見られますが、冬の方がスケールはでかいと思います。
また、有名な氷の洞窟ツアーは11月以降にならないとやってません。
2.回り方
アイスランドでは公共交通機関が基本的に発達していないため、ツアー参加又は自力で車を借りて回ることになります。
しかしツアーは目玉が飛び出るほど高額。
ということでほとんどの旅行者はレンタカー旅。
一部、ヒッチハイクで回ってるツワモノもいますが、かなりハードモードな旅です。
レンタカーで回る場合、こんな感じで西にあるケプラヴィーク国際空港で車を借り、首都レイキャヴィークから時計回り又は反時計回りにぐるっとリングロードを一周するケースが多いと思います。
天候とオーロラについて
アイスランドの絶景は素晴らしいですが、とにかく天気が変わりやすい。
素晴らしい景色やオーロラを見るなら、なるべく晴れているエリアへ行きたいですよね。
僕らは時計回りに一周しましたが、常に天気予報を見ながらその日どこまで進むか、どこでキャンプするかなどを計算しながら臨機応変に行動しました。
アイスランドの天気を調べる場合、エリア別・時間帯別に細かく表示がされるこちらのサイトが便利です。
これを見ながらとにかく晴れているエリアを目指して移動しました。
更にこのページで左メニューのAurora Forecastsをクリックすると・・・
オーロラ予報を見ることができます。
濃い緑の部分が曇っている部分で、白い部分が晴れ。
右上にオーロラの強さが0〜9までの10段階で表示されています。
が、何故か僕らはよく説明を読んでおらず、緑の部分がオーロラが出ていると思い込んでました。笑
でも晴れ間を狙ってたからか、結局オーロラは見えましたがね。
3.レンタカー
レンタカーを借りるときのポイントなど。
空港の到着ロビーに出るとこんな感じでレンタカーデスクがたくさん出ていますが、時間がかかるし希望の車種が無い場合もあるため、事前にインターネットで予約しておくことをおすすめします。
アイスランド、レンタカーで検索すればたくさん予約サイトが出てきます。
僕らはGuide to Icelandで日産エクストレイルを手配しました。
レンタカーを借りるときの注意点
・大きさ
乗車人数や車中泊の有無で判断しましょう。
ちなみに、僕らは4人、車中泊前提で日産のエクストレイルを借りましたが、ギリギリだったのでもう1まわり大きいくらいのサイズがベターだったと思います。
レンタルしたエクストレイル(7人乗り)に世界一周旅行者4人の全荷物と食料、キャンプ用品を詰め込むと・・・
こんな状態になります。
これはなかなかキツイ笑
・マニュアル(MT)かオートマ(AT)か
オートマしか運転できないのにマニュアル車を借りちゃうと大変なことになります。
・飛び石保険オプション
アイスランドならではのオプション。
舗装されていないオフロードが多く、飛び散った石が車体にぶつかって損傷することが結構あるらしいです。
個人的にはつけておいた方が良いかと思います。
・ガソリンの種類
借りるときに確認しておきましょう。
というのは、アイスランドではディーゼル車も結構普及していて、僕らが借りたエクストレイルもディーゼルでした。
ガソリンスタンドでは基本的にレギュラーとディーゼルの2種類が給油できるようになっていました。
ガソリンスタンド
アイスランドにはいくつかのチェーンがあり、現金かクレジットカードで支払うことができます。
リングロード沿いの街中にはたいてい数カ所ありますが、内陸部や東側の街から離れたところでは、全然なかったりします。
ガス欠にならないよう残り半分くらいになったらこまめに入れておくことをおすすめします。
また、アイスランドの物価は高いですが、ガソリン代も高いですね、リッター約200円〜くらい。
なお、僕らが使っていたのはレンタカー会社が提携しているOlisというガソリンスタンド。
提携しているので定価より少し割引になります。
たいてい売店・カフェが併設されており、レンタカーのキーを見せることによってフリーコーヒーがもらえました。
ガソリンを入れた際は、ここの休憩スペースでこじきのように居座っていました。
爆速なフリーWiFiがあるので調べ物や写真整理、ブログアップなんかに最適です。
4.服装
アイスランドは夏場でも寒いです。
また島国なので吹き付ける風も強く、しっかりした防寒対策が必要です。
崖でうんこ座りという微妙な写真ですが、僕の場合、だいたいこんな感じでした。
- 長袖ヒートテック
- パーカー
- ダウンジャケット(朝晩)
- マウンテンパーカ
- デニム
- スニーカー
- ニット帽
まあ、登山ウェアみたいなものがベストです。
寒いのが苦手な人は、ズボンの下にタイツとか履いといた方がよいです。
5.食事
数年前に通貨が暴落したとはいえ、アイスランドの物価はくそみたいに高いです。
特に外食や宿代なんかは他の西ヨーロッパ諸国より一ランク高い気がします。
レストランで普通の食事+お酒なんかを頼めば平気で4,000〜5,000円吹っ飛びます。
ファーストフードですら簡単なハンバーガーのセットが1,500円くらいする始末。
というわけで節約旅行の場合、必然的に自炊中心になるかと思います。
旅行者の強い味方ボーナス
そんなときに強い見方になるのがこのボーナス(BONUS)というスーパーマーケットチェーン。
他のコンビニやスーパーと比べてだいぶ安い値段で食料が手に入ります。
営業時間は割と短い場合が多いので注意。
パンやパスタ、袋ラーメンなどは基本ですね。
あとキャベツなんか日持ちするしそのまま千切って塩とポン酢につけて食べれるし大活躍してました。
肉類は高くて1,000円以上するものが多いんですが、写真のような500円くらいで帰る手羽先ボックスなんかもありました。
アイスランドはその昔禁酒令が敷かれていたほどお酒の販売に関して厳しいらしいです。
きちんとしたお酒は専門のお店やバーに行かないと手に入りづらく、スーパーで売っているのは写真のアルコール度数2%くらいの偽ビールPILSNER(100円以下)。
まあ、僕はこれでも十分ですけどね!
日本から来る場合や日本食が手に入る地域にいる場合は、こんな日本製インスタント食品や調味料を持ってくると超いい感じのキャンプ飯をつくれます。
正直、ヨーロッパを普通に旅しているときも、アイスランドをキャンプしているときの方が断然食が充実してました。
6.キャンプ用品
自炊するなら必然的に食器、ガスバーナー、ガス缶など、調理用のキャンプグッズが必要になります。
こんな感じですね。
フライパンや鍋があると重宝します。
食器はこんなプラスチック製の器(底がある程度深いもの)があるといろんな料理に対応できて超便利です。
こういったキャンプ用品はアイスランドのいたるところで売られていますが、やっぱり高いのでできる限り持ち込むことを推奨します。
・・・でもまあ限界がありますよね。
特に長期旅行中なんかだと。
そんなときはアイスランドのいたるところにあるキャンプ場に行ってみましょう。
実はキャンプ場には過去キャンパー達が置いていったグッズがストックされており、無料で手に入れることができるのです。
参考:物資が手に入るおすすめキャンプ場
そんな物資が豊富に手に入るレイキャヴィーク近郊のキャンプ場を2箇所紹介します。
グリンダビーク・キャンプサイト
Tjaldsvaedi Campsite Grindavik
ケプラヴィーク国際空港やブルーラグーン近くの海岸沿いにあります。
キッチンやトイレ、シャワールームなど設備が整っています。
僕らはここで大量の調味料と・・・
残っているガス缶をゲット!!
最終的に僕らはここで入手したガス缶でほぼ最後まで乗り切ることができ、購入することはありませんでした。
ガス缶普通に買うと1,500円〜大きいやつで4,000円くらいしますからこれはラッキー。
レイキャヴィーク・キャンプサイト
Reykjavik Campsite
レイキャヴィーク市内にあります。
おそらくアイスランド中で最も設備が充実しているキャンプ場です。
利用料金もまあまあします。
広い駐車場とキャンプスペース、宿泊用のキャビン、トイレ、シャワールーム、洗濯機+乾燥機まで何でもござれで、レセプション横に共有ルームと広いキッチンがあります。
キッチンには多種多様な調味料、ジャム、バターなどにキッチンペーパー、サランラップ、アルミホイルなんかの便利アイテムも!
食器やフライパン、鍋も揃っており、ここで調理する分には何も困りません。
電子レンジやトースターまで。
IHヒーターがあるのでガスバーナー不要でクッキングできます。
給湯器もありましたね。
レイキャヴィーク近郊以外のキャンプサイトではこんなに物資が充実している場所は見かけなかったので、アイスランド周遊に出発する前にこの辺のキャンプサイトでグッズを調達しておくとかなり楽になります。
そして周遊が終わったら、後のキャンパー達のために不要となったグッズを寄付しましょう。
Give and Takeでございます。
7.宿泊
これは、
- 車中泊
- テント泊
- 宿
の3とおりの選択肢があります。
そして僕らは8泊してうち宿に泊まったのは1回のみ。
他は全て車中泊でした。
(そのおかげで宿で泊まったときはテンションMAX)
車中泊・テント泊のメリット/デメリット
・メリット
まずは節約になることは当たり前ですが、もう一つが、臨機応変に移動できる点です。
宿をとるとどうしても旅程が縛られてしまう。
晴れ間とオーロラを追いかけて、とりあえず行けるとこまで行ってキャンプなんていう強行手段がとれます。
・デメリット
どうしても体が伸ばせないので疲労がたまりやすく、そしてガチで寒いです。
またシャワーも設備が整ったきちんとしたキャンプ場じゃないとありません。
今回僕らの場合、4人という車に入れるギリギリの人数で、野宿やキャンプにも割と慣れていたので良かったかもしれませんが、体調が悪くなってしまったら元も子もありません。
人数が多い場合などは、車中泊は狭くて辛いでしょうし、Airbnbなんかで家を借りても割と安く住むのでその方が良い気がします。
車中泊の様子
参考までにとりあえず初日に試してみたパターン。
貴重品以外の荷物を外に出し(レジャーシートを被せる。)、後ろのシートを全部倒してフラットに。
こうすると後部座席では横になれます。(足伸ばせないけど)
側面図はこんな状態。笑
ちなみに僕は足を伸ばせないと寝れないタイプなので、前の座席でリクライニングが一番良かったです。
車中泊の注意
・寝袋
エンジン付けっ放しにする場合は別ですが、夜中はガチで寒いので、最大限の防寒をしましょう。
ちなみに9月後半の時点の気候で、寝袋やブランケットがないと車中泊は無理だと思います。
・場所
風が吹き付けるような吹きっさらしの場所は避け、なるべく木々に囲まれてる場所を選びましょう。
まあ、お金払ってキャンプ場のパーキングを使うのがベストですね。
・換気
寒いからといって締め切ると車内の二酸化炭素濃度が高くなり身体へ危険な影響を与えるリスクがあります。
8.インターネット
宿やレストラン、ガソリンスタンドなんかに行けばフリーWiFiが飛んでますが、そうじゃないところではネットは使えません。
移動中もネットを使えるようにしたい場合は、ポータブルWiFiやSIMカードの準備が必要になります。
僕らの場合は、アイスランドで買うと高いと思ったので事前にロンドンでヨーロッパ周遊SIMカードを入手。
こちらです。
Threeという格安通信業者のSIMカード。
英国以外の欧州エリアでも9GBまでインターネット通信が使えて20ポンド(約3,022円)。
これをテザリングして4人でシェア。
ドライブ中に情報検索したいときなんかに役立ちましたが、3Gで通信状況はあまり良くなかったです。
ちなみに僕がフランスで買ったOrangeという大手キャリアのSIMカードの通信残量が少し残っていたんですが、そちらは4Gがバリバリに入ってました。
※当然、街から遠く離れた何もない道とかだと電波は入りづらいです。
さて、そんな感じで次回は肝心のアイスランドのおすすめスポット紹介記事に移ります。
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