久々の街歩きぶらりシリーズです。
僕はどちらかというと、ガンガン行動的に有名な観光地を回るよりかは、何となく街をフラフラしてる方が好きなタイプ。
そんな人には、ここジョージアの首都トビリシはとってもおすすめ。
この街がつくり出す雰囲気は、旅に疲れてちょっとゆっくりくつろぎたいと思ってる旅人をきっと癒やしてくれると思います。
<現在地はここ>
トビリシ(Tbilisi)
気温:最高27〜31℃ 最低17〜20℃(2017年6月)
ジョージアの首都。
世界一周的にいうと、東周りでシルクロードを横断しようとする人にとって拠点になりやすいところです。
ここから中央アジアやイラン方面を目指す感じですかね。
トビリシの旧市街へ行ってみよう
トビリシ中心部は、北側の新市街と南側の旧市街にざっくり分かれてます。
メトロのリバティスクエア(Liberty Square)又はアヴラバリ(Avlabari)駅から川を目指して下って行くと旧市街の中心部へ行けます。
リバティスクエアから地上に出たところにあるフリーダムスクエア。
おお!!
広場には久々に見たダンキンドーナツが。
このドーナツ屋の角を曲がるとレストラン、土産物屋、両替屋がずらりと並ぶストリートに入ります。
石畳が風情のあるこの通りをひたすら歩いていくと・・・
トビリシを流れるクラ川が現れます。
ちなみにあんまり綺麗じゃないです。
こんな流線形の橋がかかってます。
ジョージアはカジノも多いです。
まだいろいろ規制も緩めな国なんでしょうか。
川沿いには公園もあります。
人間チェスもできます。
ハリーポッターを思い出しますね。
そして川の向こう側へ渡ると、おそらく旧市街で一番盛り上がってる感じの繁華街エリアに出ます。
ここら辺。
このI Love Tblisiが目印。
手前の方にガン睨みされてますが、この後気さくに話しかけてきました。
こんな感じの広場になっています。
ちょっと高めなバーレストラン、ホテル、ナイトクラブが集まってます。
ここから丘沿いにちょっと進むとこんな小川が流れていて奥に行く小さな滝もあります。
また、この辺には有名なハマム(公衆浴場)の店舗がいくつかあります。
橋の鉄柵にたくさんとめられていた南京錠。
リア充カップルが離れ離れにならないよう願いを込めてここにはめこむのだそう。
爆発しろっ!!
ジョージアの母とともに旧市街の夜景を眺める
先ほどのアイラブトビリシ周辺は夜になるとかなりいい感じの雰囲気になってきます。
丘の斜面沿いに並ぶ建物にオレンジ色の暖かい明かりが灯され、バーレストランから流れるミュージックとマッチしてお洒落なヨーロッパ風の町並みを演出してくれます。
そんなわけでちょっと丘に登って夜景を見に行きます。
ロープウェイは片道2.5ラリ(約117円)。
メトロカードで乗ることができます。
頂上から見た旧市街の夜景。
頂上にはトビリシを見守る街のシンボル、ジョージアの母の像があります。
帰りもロープウェイを使えますが、徒歩でも簡単に降りられます。
途中には、壁にチャップリンの映画を映して上映しているお洒落なバーなんかが。
トビリシいろいろオシャレ過ぎ。
古き時代を感じる青空市
旧市街から新市街方面へ向かう途中にフリーマーケットをやってる公園を発見しました。
ここら辺。
アイラブトビリシの辺りから20分くらい北に歩いたところ。
リバティスクエアの駅から歩いた方が近いです。
キルギスでも行きましたが、青空市って何か好きなんですよね。
買いたいものが無くても眺めてるだけでも結構面白い。
ちなみにここは骨董品メイン。
この角みたいなのは、名前忘れましたが、コーカサスで有名なワインを飲む器です。
形上、飲み干すまでテーブルに置けないという、サディスティックな器具です。
タイプライターもよく見かけます。
これ見るとバイオハザード思い出すんですよね。
可愛いコップ。
短期旅行ならこういうの買って持って帰りたいです。
青空市は公園周辺に広がっているんですが、公園内部にはこんな感じで画家の方達が描いた絵が飾られていて、買うこともできます。
近くにはアートギャラリーが密集している通りもあるので、アーティスト系の方のエリアっぽいです。
川沿いに置かれた古書。
発想が面白い。
仕組みはきちんと確認していないですが、近くのカフェにBook Martって書いてあったのでこれも買えるのかな?
トビリシ駅近くのガジェット街
ここは旧市街ではないですが、僕は毎回訪れた国でガジェット街をチェックしてるのでトビリシでも探してみました。
トビリシ中央駅、ステーションスクエアの近くにあります。
場所はここ。
スタジアムの向かい辺り。
正確な名前は分かりませんがビルの中に電子機器のお店が無数に入ってます。
スマホ屋がメインですが、PC、ゲーム機器も充実してる感じ。
トビリシ駅にもショッピングモールが入ってますが、高級そうな感じだったんでトビリシでガジェット探すときはここおすすめです。
僕の友人はここでニンテンドーDSの充電プラグを手に入れてました。
トビリシで食べたものとか
トビリシでは旅仲間や、現地で出会った人などと毎日一緒にご飯食べたり飲んだりしてました。
その際にほぼ毎回食べてたお気に入りジョージア料理がこちら。
シュクメルリ
大量のにんにくと、ヨーグルト、塩、油、チーズなどで鶏肉を煮込んだこの料理。
まずい訳がないです。
めちゃめちゃ美味く、ビールにバッチリ合う。
でも食べた後はにんにくでお口がとんでもない臭いになるので注意。
ヒンカリ
いわゆる小籠包。
中には野菜と肉が入っていて、皮を破ると肉汁がジュワーッと流れ出てきます。
皮の結び目の固くなってる部分をつまんで、最後はその部分を残すのが本来の食べ方らしいです。
如何ですか?
何となく撮った写真を淡々と貼ってみましたが、自分で振り返っても凄く魅力的な街ですトビリシ。
センスがいいし、食べ物美味しいし、かといって物価は高くない。
そして落ち着いた雰囲気と、なんともいえない安心感が心地良い街です。
うん、こりゃあ長期滞在する旅人が多いわけですな。
英語も思ってたより通じる気がします。
特に若い人。
年配の方はロシア語を話しますが、あんまり使いたがらない傾向があるような。
この国は現在は反ロシアですからね。
今は学校ではロシア語ではなく英語を学ぶんだそう。
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