久々の旅情報記事です。
さて、約3週間にも及んだマダガスカルの後は、いよいよ東アフリカ陸路縦断を開始するため、エチオピアへ向かいます。
マダガスカルは、どっちかっていうとアジアに近しいゆるい雰囲気がありましたが、これから先はガチのアフリカです。
といっても、交通網が整備されておらず、英語が通じない西アフリカなんかよりかは、ツーリストが多いルートで、旅はしやすいと勝手に思ってます。
アンタナナリボからはまたナイロビ経由でアディスアベバへ。
ナイロビ空港のラウンジはまじで神です。
行きは預け荷物を全部ロストしましたが、今回は全部ケニアエアウェイズだし大丈夫でしょう。
<世界一周50か国目>
エチオピア(Ethiopia)
通貨:ブル
為替:100円 = 約25ブル(2018年11月)
基本的に4倍すれば円になります。
<現在地はここ>
アディスアベバ(Addis-Ababa)
気温:最高22〜24℃ 最低10〜14℃(2017年11月)
アフリカって暑いイメージがありますけど、この辺りは標高2,000mを超えており、日中は日差し強いですが、朝晩は普通に寒いです。
アディスアベバ空港からローカルバスで市街地へ
というわけでエチオピアの首都アディスアベバへホイホイとやって来ました。
東アフリカ最難関といわれている?国です。
アジアのラスボスがインドなら、東アフリカのラスボスはエチオピアだとか。
人的にも、モノ的にもいろいろヤバ目らしい。
とりあえずは入国審査のところでアライバルビザを購入。
エチオピア・アライバルビザ: 1か月50USD 3か月70USD
金払うときにお釣りをごまかされそうになるなど、しょっぱなからなかなかウザい奴らです。
ちなみに今はe-VISAの制度ができたようなので、現地取得で不安な方はこちらで手続しときましょう。
ハブ空港なので乗り継ぎエリアは人で賑わってますが、入国した後のエリアはなんか閑散としてる。
タクシーの客引きがいっぱい来るのかと思ってたら全然いないし。
で、僕らは目的の安宿ゾーンピアッサ地区行きのローカルバスが近くから出ているよ聞いていたので乗り場を目指します。
空港の到着ロビーを出ると大きな駐車場があるので通り過ぎて北へ向かいます。
こんな感じのゲートがある大きな道路です。
ここを進むと大きめのラウンドアバウトが見えてきます。
そこにある銀行の前辺りからローカルバスが出てました。
こういうミニバン(乗り合いバス)です。
客引きしてるのでピアッザ??みたいに確認して乗り込みましょう。
相場は一人5ブル(約20円)と聞いていましたが・・・
ここは高い確率でボラれますんで気をつけてください。
降りるときに荷物代と合わせて20ブル(約80円)だ!みたいなこと言われます。
事前に確認していてもおそらくもめます。
まあ、確かにバックパックで座席占領してるし、結局ぼくらは一人10ブル払っときました。
集金係は最後までぼろうとしてきましたが、客とドライバーはそれで納得してたし、シカトです。
凶悪都市?ピアッサ地区
アディスアベバにやって来る日本人バックパッカーの多くが滞在する場所がピアッサ地区。
ここは繁華街になっていて、露店やらバーやらよく分からない店がぐちゃぐちゃになってるエリア。
そんで治安が超悪いらしい。
具体的にいうとこんなことがありました。
- 友人が歩いていたら男にいきなり腕を捕まれ、びっくりしている隙に違う男にポケットの中のスマホを盗られた。
- タクシードライバーと料金交渉していたら突然背後から浮浪者にほうきで殴られた。
- 鉄の棒を持ってる頭のおかしい親父に追いかけられた。
- 目の前を歩いていた現地女性が、背後から来た二人乗りバイクにハンドバッグを強奪された。
やべえ(笑)感じですが、実際身近で起きたことです。
ただし全部夜間に遭遇した出来事。
アフリカは該当が少なく、夜は真っ暗、現地の人も黒人なので暗いとよく見えません。
というわけで夜間の出歩きはとにかく注意、というか極力外出しないこと。
日中はそんなに危ない感じはしないので集団でいれば大丈夫な気がします。
真ん中のバロホテル、ウトマホテル、タイトゥーホテルが日本人がよく泊まっている安宿。
僕らはバロホテルの方に泊まりましたが、綺麗なのはウトマです。
1階にレストランも入っていて、かなり充実しております。
タイトゥーは何か汚いし微妙でした。
バロホテル前に瑞穂町消防団の消防車が!
アフリカはこういう中古車が多いんで結構楽しいです。
ではそんなピアッサ地区周辺をちょっと紹介。
エチオピアコーヒーを飲もう
エチオピアといったらコーヒーですよね。
このガツンとくる濃い味が癖になりました。
アジア〜中東はやたら甘いものが多かったですからね。
コーヒーが飲める場所はそこら中にあります。
おすすめのカフェはオシャレなTOMOCAコーヒー。
ピアッサの近くにもあります。
人気で混んでます。
甘いドーナツとガチコーヒー。
良き組み合わせかな。
野菜を食べよう
旅をしていると、というかアフリカは特にそうなんですが、野菜が不足します。
いいレストランとか行かないとサラダとか出てこないですから。
アッサ地区入口付近の銀行や家電屋が並んでいる大通り沿いにある、1階が売店になっている建物、ここの二階にいい感じのレストランがあります。
大盛りのサラダが食えます。
普通に美味いし、人気で混んでます。
パスタもあってこっちも美味しい。
おすすめの店です。
銀行で両替しよう
エチオピアに限らず、途上国はどこでもそうですが、小銭、小額紙幣を用意しておかないと命取りになることがあります。
みんなお釣り持って無いですから・・・
到着したばかりのときは大きなお札しか無いと思いますので、ダナキル行く前に両替しときましょう。
銀行で頼んだらやってくれました。
ここで大量の1ブル札と5ブル札を用意しときました。
戦利品
他にも露店が多いのでブラブラしてたところ、いいものを発見。
電気コンロ: 200 ブル(約800円)
コンセントに刺すとこれがコンロになって、お湯を湧かせます。
アフリカは夜出歩きづらいし、食事が偏るので、これ持っておけばいざってときに自炊できるのでは?と思い購入。
実はあとあと非常に役に立ちましたこれ。
超邪魔でしたが、買っといてよかった。
SIMカードは高い
エチオピアはWi-Fi環境がクソです。
宿のWi-Fiは激遅で、つながらないこともしばしば。
南部に行くともう絶望的になるそう。
ネット中毒者の僕は当然ゲットしに行きました。
SIMカードはエチオテレコムという会社が独占的に販売してます。
その辺で怪しい人が売っているものもあるそうですが、信用ならないし、外国人が買うにはここのオフィスに行くのが手っ取り早いと思いました。
その辺の怪しいおっさんからSIMカード買った知り合いが全然使えないとか言ってたし。
ピアッサ地区からは結構歩きますが、北と南にオフィスが1件ずつありましたね。
南の方にあるオフィス。
超並ぶので朝早く行ってください。
ちなみに誰かしら英語通じるスタッフはいるはずです。
SIMカード + 2GB通信パッケージ: 32USD
こんな感じで普通に買うと超高いです。
マダガスカル並。
ただ、エチオピアのネット環境は本当にクソなんで、かなり役立ちました。
SIMカードは買いたくないけど、アディスアベバでどっか早いWi-Fiを使いたい!という人は、高級ホテルのヒルトンに行って有料でWi-Fiカードを買いましょう。
ヒルトンWi-Fiカード
30分: 60ブル(約240円)
1時間: 110ブル(約440円)
2時間: 200ブル(約800円)
24時間: 400ブル(約1,600円)
バウチャーを買うとWi-Fiパスワードがもらえます。
僕の友人は結構ヒルトンにこもって調べ物をしてました。
確かに宿の回線より圧倒的に早く快適です。
高級ホテルのロビーでコーヒーでも飲みながらネットサーフィンできます。
というわけで次回はエチオピア前半戦の目玉、ダナキルツアーの記事へ。
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