モンテネグロからバスでクロアチアのドゥブロヴニクにやって来ました。
海沿いにつくられた古く美しい街並みは、アドリア海の真珠とも謳われる、東欧有数の観光地でもあります。
<世界一周29か国目>
クロアチア(Croatia)
通貨:クーナ
旧ユーゴスラヴィア諸国。
観光資源に恵まれ、東欧では比較的経済水準が高い。
<現在地はここ>
ドゥブロヴニク(Dubrovnik)
気温:最高30〜34℃ 最低23〜25℃(2017年8月)
クロアチアの超有名観光地。
地理的には飛び地になってます。
ドゥブロヴニクは人気観光都市です。
東欧の比較的マイナーなところを通ってきた自分からすると、バスターミナルに着いたときからその活気に圧倒されました。
普通の旅行者がわんさかいるし。
そして一番びっくりするのはその物価の高さ。
ちょうどお腹が空いてたのでバスターミナルでホットドッグとコーラを買ったところ、いきなり800円とか。
今までのバルカンの国から3〜4倍跳ね上がった気がします。
ドゥブロヴニクの旧市街は地図のとおり、バスターミナルからそれなりに離れています。
お金に余裕がある場合は旧市街近くに宿泊すると便利ですが、宿はどこもかなり高いです。
ドゥブロヴニク市内のローカルバス
観光地ということで交通機関は結構きちんとしています。
旧市街エリアから少し離れた場所に宿泊していても移動は簡単にできます。
とりあえずLIBERTAS DUBROVNIKのバス網を活用すれば移動に困ることはないでしょう。
路線マップは公式サイトから見られます。
バスの1日パスは30クーナ(約531円)。
バス停近くのキオスクみたいなところで売ってました。
バスターミナルでも手に入ると思います。
1日に2回以上乗る場合はワンデイチケットを買った方が良いです。
トラムバスは最終的に旧市街の西門に集まるようなルートをとっています。
もし迷ったら西門に来て自分の宿の方面へ向かうバスへ乗れば帰ることができます。
魔女の宅急便な街
ドゥブロヴニクは物価が高いのでバックパッカーが長居するにはなかなか厳しいところがあります。
ということで今回も超短期滞在。
到着早々に街歩き開始。
宿があるバスターミナル周辺と旧市街とは結構離れているんですが、凄く天気が良く散歩が楽しそうだったので歩いて向かってみることにしました。
少し路地に入るとこんな感じ。
海沿いの斜面につくられた街なので階段だらけ。
ちょっとした道が凄く絵になる街。
maps.meに出てきてたビューポイントらしきところ。
旧市街から離れているので人がおらず、こんな景色を独り占めできました。
この赤い屋根と海。
これはあれですよね、魔女の宅急便を彷彿とさせます。
そうです、ドゥブロヴニクは魔女の宅急便の街のモデルの一つと言われていて有名です。
そんな訳で日本人にもとても人気のある観光地です。
「海の見える街」や「ルージュの伝言」でもBGMにしながら散策してみましょう。
では肝心の旧市街へ。
僕はロープウェイ乗り場がある北側から侵入してみました。
するとまず目に入ってくるのがこんな細長い階段。
それを囲むように立つ古い建物。
可愛いお土産物屋。
少し降りていくとこんな広場にぶち当たります。
そこら中にオープンテラスのオシャレなレストランがあり、雰囲気はイタリアのヴェネツィアっぽい感じです。
当然、気軽に外食ができるような値段ではありませんが・・・
(前菜とスパゲティとワインで普通に100ユーロとかしますんで)
サマーシーズン真っ盛りなので大勢の観光客で賑わっていました。
バスキングをしている人もたくさんいます。
とても楽しい雰囲気です。
こんなガヤガヤしていて人口密度が高いところはトルコのイスタンブール以来かな。
ドゥブロヴニク大聖堂。
歩き疲れたツーリストの休憩場所みたいになってました。
旧市街の海側。
城壁から出るとすぐハーバーになっており、ボートが停泊しています。
そのまま海水浴している人もたくさんいました。
黒猫も結構見かけます。
ジジでしょうかね。
城壁ツアー
こんな美しい街並みを高いところから眺めてみたいですよね。
その場合、旧市街の北側にある丘か、旧市街の城壁を登ってみましょう。
僕は城壁の方へ行ってみました。
旧市街の内側に何箇所か城壁へ登れる入口があります。
城壁入場料: 150クーナ(約2,655円)
おい、高えぞ!
でも払うしかありません。
ドゥブロヴニクを普通に観光する場合、それなりの出費は覚悟しましょう。
ちなみに城壁ツアーって書いてありますが、ツアーっていうか自分で城壁の上を歩くだけです。
僕のおすすめはここ。
城壁北西にある塔。
かなり高いところにあり、海に向かって街を見下ろすことができます。
小窓から覗くドゥブロヴニクの街並み。
ヨーロッパ、海沿い、街、と聞いて日本人がイメージするような光景をそのまま目にすることができます。
カラフルな色の屋根って海に映えます。
西門付近を見下ろした様子。
ちょうどダリ展が開催されてました。
好きだったので入場。
入場料は60クーナ(約1,060円)
これがシュールレアリスム。
ドゥブロヴニクの物価
高い高いといわれているドゥブロヴニク。
実際、外食代やホテル代などは東欧の中でもずば抜けて高いと思います。
シーズン中だと、安いドミトリーで30ユーロ〜、民泊などでも50ユーロ〜くらいします。
宿泊代はある程度我慢するしかありません。
一方、食事はスーパーを利用すればそれなりに安く済ませられます。
旧市街から少し離れれば、地元の人が買い物に来る大型スーパーがいくつかあります。
ヨーロッパでは野菜、果物は量り売りですが、こういったセルフで金額を計算する機械もたまに見かけます。
分かりやすくでいいですね。
ビール中瓶: 6.8クーナ(約120円)
水1.5L:3.3クーナ(約58円)
まあ、他の東欧諸国とそんなに変わらない感じ。
便利なのはこういう惣菜売り場。
観光客が多いドゥブロヴニクのスーパーはかなりハイクオリティで、惣菜の種類も豊富でした。
こういうのを利用すれば、500円くらいで十分お腹いっぱいになれます。
ちなみに、僕のヨーロッパ旅の定番朝ごはん。
コーヒー、シリアル+ヨーグルト、トマト。
全部で150円くらい。
ほぼ毎日これだった気がします。
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物価が安いイメージがありましたが、それなりに高いので驚きました。
しかしビールが安いので嬉しいです(笑)