ベトナムのハノイ旧市街地に滞在しているときの記事です。

ハノイはベトナムの首都ですが、経済の中心はホーチミンの方です。

ホーチミンに比べるとハノイは高層ビルが少なく、どちらかというと田舎っぽい感じもしますが、庶民的な雰囲気を味わえる場所です。

 

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ハノイ旧市街地

安宿やツアー会社、飲食店の密集地帯です。

でも観光客以外に現地の人もたくさんいて、ホーチミンみたいに客引きがうるさいわけでもなく、居心地の良い場所です。

北にあるマーケットも、観光客向けというより現地の人が普通に買い物に来るようなところで、ベトナム人の生活感を感じられます。

 

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線路が街の中を突っ切っている場所もあります。

線路の両脇は普通に生活感溢れまくりでなかなか風情のある光景でした。

 

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ハノイ大教会

(セント・ジョセフ教会)

旧市街の入口付近にあるシンボルマーク。

この周囲にあるマッサージ屋が結構安くて1回行ってみました。

頭、背中、足のマッサージ60分で160,000VND(約800円)+チップ。

(注:健全なマッサージ屋です。)

かなり痛かったですが、マッサージ後、荷物がめちゃめちゃ軽く感じました。

一瞬何か持ち物失くしたかと思えるくらい・・・

 

 

ハロン湾

前日に申し込んでおきました。

ハロン湾1日ツアー: 28USD

ベトナムの都市部ではUSドルが流通しています。

ドンは単位が非常に大きいため、観光客向けの店ではUSD表記されていることが多いです。

 

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朝8:00頃にホテル前までピックアップして来てもらえます。

やって来たミニバスに乗り込みます。

小さいバスなんで嫌な予感が・・・

 

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やっぱりこうなった。

ツアー客をピックアップし、ガンガン詰め込んでいきます。

補助席も全使用して満席に。

この集客力は凄いと思いますが、狭過ぎです。

足が伸ばせないので体格の良い欧米人とか大変そうでした。

 

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ツアーにありがちですが、途中お土産物屋で休憩したりします。

 

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そんなこんなで片道5時間かかってお昼過ぎにハロン湾のボート乗り場に到着です。

くそ疲れました。

日帰りなんで現地の観光時間はたぶんほぼ無いだろうって感じ。

満喫したい人は最低1泊した方がいいです。

 

ハロン湾の場所

雰囲気的には淡路島みたいな感じです。

 

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ガイドに案内されてボートに乗り込みます。

このボートで約2時間遊覧するのが主なツアー内容です。

 

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船上でランチが出ました。

お米と春巻き、野菜、貝のスープなど。

同じテーブルになったのは日本人旅人2人、キャピキャピ系の韓国人の女の子1人、ベトナム人の美人女子大生1人、落ち着いたドイツ人のおっちゃん1人、お調子者のタイ人1人。

みんな個人で来ているようなのですぐ仲良くなれました。

写真見せ合ったりFaceBook交換したり、こういうのは楽しいですね。

 

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船上でギター弾いてる人

ハノイの宿には、こんな感じのギタリスト旅人(昔でいうとヒッピー的な人)が多かったです。

 

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ハロン湾の景色

こういう海の中からニョキっと出た岩がたくさんあります。

その独特な景観から、ユネスコの世界遺産に登録されています。

 

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途中大きな島に上陸し、洞窟見学します。

ライトアップされてて不自然にカラフルです。

 

この後、また5時間くらいかけてハノイの旧市街地に戻りましたが、疲れてぐったりでした。

ハロン湾ツアー、正直個人的に微妙だったのですが、一緒のグループで知り合いが出来たのが楽しかったです。

そのうちのタイ人(僕の1歳上)とはこの後ホーチミンでも会ってかなり仲良くなり、バンコク行ったときにローカルツアーを企画してくれるそうです。

こういう出会いがあると旅は楽しくなります。

 

 

ハノイ旧市街地の安くて美味い店

僕は新しい滞在地に来ると、とにかく安くて美味い店を探して歩きます。

美味くても高かったらバックパッカー的にはN.G.なんです。

ハノイの旧市街地には路上にたくさん露店が出ていて、低いプラスチックの椅子に座って食事しているベトナム人をたくさん見かけます。

ツーリスト向けのレストランも良いですが、現地の人が好んで食べてるものは本当に美味しいことが多く、味も外国人向けにアレンジされていないのでおすすめです。

そこでハノイの旧市街地に行ったら是非行って欲しいお店を2つ紹介します。

 

その1.大行列フォーの店

ベトナムといえばフォー。

ベトナムの路上にはあちこちでフォーをつくってる屋台があります。

ちなみにお店の看板にはたいてい「PHO BO」とか「PHO GA」ってたくさん書いてありますが、「BO」が「牛肉」「GA」「鶏肉」のことです。

だいたいどこの店にもこの2種類は置いてありますので、覚えておくと便利です。

(あと「COM GA」(チキンライス)を置いている店も多いですね。)

そんなどこにでも売っている国民食フォーの、行列ができる店を紹介します。

 

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このお店は有名店で、朝からベトナム人が行列をつくって並んでます。

宿のスタッフにこの辺に美味しいお店ないかって尋ねるとここを教えてもらうケースが多いです。

メニューが3種類しかない辺りがこだわりを感じます。

職人顔の旦那さんと奥さん、息子さんらしき人が流れ作業でわんこそばのようにフォーをつくっています。

 

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フォー1杯: 35,000VND(約180円)

フォーだけじゃなくトッピングの野菜や揚げパンも付きます。

安いしボリュームも多いし味は絶品。

コスパが非常に良いです。

 

場所はここら辺です。

朝からやっていて、材料が無くなると夕方には閉まってしまいます。

他の店と比べて賑わい方が明らかに違うのですぐ分かると思います。

 

その2.鉄人おばちゃんのバインセオの店

バインセオとはベトナム風お好み焼きの料理のことです。

米粉入りの生地をクレープのように薄く焼き、その中にもやし、豚肉、エビなどを入れて包み込みます。

(似たような名前のバインミーはサンドウィッチの方です。)

 

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ここが噂の店です。

Back to the  Natureのこちらの記事を参考に訪れてみました。

最初午前中行ったところまだ営業していなく、聞いたら営業は午後2時からのようです。

 

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マスクをしたおばちゃんが灼熱の中、9個の鍋を操りバインセオをつくります。

この調理を見てるだけでも圧巻です。

油を豪快に鍋にバサッとかけるところは大迫力。

職人を感じました。

そんでできあがったバインセオを店員のお姉さんがハサミでジョキジョキと3等分します。

 

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バインセオ1人前(ライスペーパーと野菜、たれ付き): 20,000VND(約100円)

いろいろセットされてこれは安い。

 

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こんな感じでライスペーパーにバインセオと野菜を包み、たれを付けて食べます。

病みつきになる味です。

 

で、最後に店を出る時に驚いたのは、会計もおばちゃんがしていること。

ほぼワンオペで回してる店です。

たぶん材料が無くなるか、おばちゃんの腰に限界が来たらその日は営業終了します。

 

場所はこの辺り。

 

 

さっきの1のフォーの店も2のバインセオの店も同じ通りにあって、ここをローテーションしてるだけでも幸せになれます。

 

実は僕はそんなに食事にこだわりがありません。

というか、だいたい何食べても美味しいと思ってしまうタイプです。

(でも料理は下手とか言われたことは無いですよ。)

なので、あんまりグルメ記事とか書く予定無かったんですが、この2つの店は本当に安くて美味いコスパ最強の店だと思ったんで紹介させてもらいました。

そんで腹を満たしたら、安いビアホイをたくさん飲んで喉を潤してください。

今リアルタイムではホーチミンにいるんですが、こういった庶民的な食事はハノイの方が良かったかなって懐かしくなります。