スリランカの空港に深夜到着し、野宿した後無事コロンボ市内へ脱出した後は、インドビザの申請を行うために一泊だけしました。

申請からパスポートを預けてビザをもらうまで5営業日必要なので、その間に各地を観光してくることにしました。

(インドビザ申請情報については今度まとめ記事を書きます。)

コロンボは観光するようなスポットはそんなにないので速攻で街を出ます。

 

 

スリランカといえば島の主要都市間をつなぐ鉄道が有名。

僕はとりあえず内陸部の、世界遺産に登録されている聖地キャンディに行こうと思い、コロンボのフォート駅まで切符を買いに行ったのですが、当日券は3等以外は売り切れ。

よくあることらしく、1等、2等で移動したい場合には事前に予約することが重要らしいです。

ということで僕はバスを使って移動します。

 

コロンボからキャンディへバス移動

コロンボ・フォート駅の少し東側にあるバスターミナル。

フォート駅周辺にバスターミナルっぽくなっているスポットはいくつかあるんですが、キャンディ行きはペター(Pettah)バスターミナルといいうところから出ています。

 

バスターミナルの場所

 

こんな感じで、行き先が英語でたくさん書いてあります。

また、その辺の人に聞けばだいたい親切に教えてもらえます。

 

岡崎竜城スイミングクラブの中古車をよく見ました。

空港・コロンボ間のエクスプレスバスでした。

ちなみに、名前のまんまですが、このスイミングクラブは愛知県岡崎市にあります。

 

 

バスターミナルでうろついていると、よく、

どこ行くの?

と声をかけてくる人がいます。

で、相談すると行きたいところに連れて行ってもらえますが、後でガイド料を請求されます。

初日にコロンボからバスターミナルに来たとき、僕は宿の付近まで行くローカルバスを探してたのですが、4人くらいに声かけられました。

アジアではよくあることです。

最終的にその辺の売店でジュースを買ったついでに店主のおっちゃんに教えてもらいました。

 

キャンディ行きのバスの乗る前にまずバスターミナル近くの食堂でカレーを食べました。

250ルピー(約189円)。

スリランカの飯はだいたい大盛りで出されます。

多過ぎて1日3食きっちりは食べられません。

 

そういえばスリランカの物価は、想像してたより結構高い気がします。

過去の旅行ブログなんか見ると、食費とかこれより全然安かった( 100ルピーくらい)気がします。

内戦が終わってから結構時間が経っているので、経済成長と合わせて物価が急上昇している感じなのでしょうか。

でも、鉄道とかバスの料金は相変わらず安いと思います。

(参考:コロンボ・フォート駅から宿付近までのバス代 14ルピー(約10円))

 

このカレーを食べているとき、店員いろいろ話しかけてきて、勝手に僕のスマホで写真を撮ったりしてきて、最終的に何故かチップを要求してきました。

払いませんでしたが、かなり強引だったのでかなりむかつきました。笑

 

この後、キャンディ行きのバスに乗り込んだのですが、30分くらい待ってから出発した後、途中でエンストして、またバスターミナルに戻りました。

そしていったん払ったお金は返金され、また列に並び直し。

このとき、早く出発しそうだったエアコン付きバスにしたんですが、エアコン無しバスと比べてかなり行列ができます。

結局最初に並んでから1時間以上経ってから出発。

 

 

なんかスリランカ来てから、ちぐはぐが続くというか、プチトラブルや嫌な思いをすることが多いんですよ。

いろんな国を旅するバックパッカーだと、こういうことがあると、

何かこの国合わないのかな・・・

なんて思っちゃったりします。

 

コロンボ→キャンディまでのバス代(エアコン有り): 300ルピー(約226円)

 

エアコン無しのバスだと100ルピーくらいだったと思います。

 

キャンディで現地人とたくさん話す

14:30に出発してキャンディに18:00頃付きました。

 

<現在地はここ>

キャンディ(Kandy)

気温:最高28〜30℃ 最低18℃〜22℃(2017年1月)

内陸で高地にあるので結構涼しいです。

湿度も無いのでかなり過ごしやすい気候。

 

キャンディにやってきました。

こじんまりとしていてコロンボと比べるとあまりゴミゴミしていない印象。

 

こちらはキャンディ湖。

この周囲は綺麗で整備されています。

 

キャンディ湖すぐ近くにある佛歯寺。

ブッダの歯をまつっているところで、外国人入場料はなんと1,500ルピー(約1,130円)!

この街最大の観光スポットですが、高いしあまり興味を惹かれなかったので入らなかったです。

入口付近までは無料で入れるので、何となく雰囲気は覗けると思います。

 

その向かいにあるお寺をブラブラしても十分楽しかったです。

 

スリランカの三輪タクシー・スリーウィラー。

でもドライバーは「トゥクトゥク」って呼んでます。

前聞いたらこれ1台4,000ルピー(約30万円)くらいらしいです。

 

バスターミナルや駅の近くにあるセントラルマーケット。

土産物屋は観光客や地元の人でいつも賑わっています。

物凄い客引きに遭いました。

 

こっちは食材系のマーケット。

 

唐辛子やいろんな種類のスパイスがたくさん売られており、東南アジアとはちょっと違う雰囲気が楽しめます。

 

店に並べる前に野菜や果物を洗っているところです。

 

 

こんな洒落たベーカーリーカフェがたくさんあります。

スリランカのカレーに飽きたらこういうところで甘いスナックを食べるのも良いです。

 

宝石の産地だけあって、ジュエリーショップもたくさん見かけます。

 

スリランカのサリー。

隠し撮りになっちゃったけど、結構セクシーな衣装だと思います。

 

キャンディ市内をブラブラしていると、結構声をかけられました。

どこ行くの? 中国人? え、日本人?

実は僕にも日本人の友達がいるんだ。

ちょっと話そうよ!

 

など。

僕はあちらから声をかけてくる人は基本的に相手にしないようにしています。

話の流れでそのままどこかに連れて行かれたり、気付いたらお金を請求されていたりなんてことになるから。

 

そしてこの日、キャンディの次の行き先であるシーギリヤ方面のバスを探していたところ、一人の流暢な日本語を話すスリランカ人に声をかけられました。

 

何をそんなに急いでいるの?

日本人でしょ? ちょっとお話しましょうよ。

なんでそんな日本語上手なんですか?

前日本で働いてたことがあるんだよ。広島の造船所。

ダンブッラ(次の目的地)行きのバスがどこから出てるかチェックしてるんです。

それなりここじゃなくてもう少し奥にいったところにあるよ。一緒に行こうか?

いや、大丈夫です、一人で行きます。

そうか、確認したまたここに戻ってくるんだろ?(残念そうな顔)

 

そんなやりとりをして、バスの場所を確認して戻ってくるとそのおっちゃんはまだいました。

確かに日本に出稼ぎに来るスリランカ人は結構いるんです。

ちょっと気になったので少し立ち話をしてみました。

 

山の上にあるホワイト・ブッダ(キャンディの観光スポット)へ行く途中に私の家があるんだ。

そこへ一緒に行った後、うちで一緒に紅茶飲まないか?

いやあ、ありがたいですが・・・(家にあがるのは危険だな。)

そうか、日本が懐かしくて日本語を喋りたくて、他にも日本人観光客に声をかけたんだけど、みんな急いでるからとかいって会話してくれないんだ。

はあ、そうですか・・・

ぶっちゃけ警戒されているんじゃないですかね?笑

そうだと思う。悪いスリランカ人も多いからね。

ダンブッラまで行ったらまたキャンディに戻ってくる?

よかったら一緒にこの近辺を観光しないか?

 

うーん・・・

 

最終的には、電話番号だけ交換して「今は時間が無いのでまた連絡する」ということにしました。

本当はかなり暇でしたが。

 

おっちゃんは凄く寂しそうにしていましたが、今まで何回か面倒な目に遭っているので、基本的にこういう人には関わりたくない。

関わらない方が無難に旅ができるものです。

 

でも、面倒くさそうなことは

単に無視し続ける

ことで本当にいいのかな〜といろいろ悩み始めることになってしまいました。

 

つづく