マレーシアからバスでシンガポールに到着しました。

目的は新年カウントダウンを見ること!

物価が高くて長居できるところじゃないので、これ以外はいいや。

マッハで観光します。

 

<世界一周9か国目>

シンガポール(Singapore)

通貨:シンガポールドル(SGD)

為替:100円 = 約1·24シンガポールドル(2016年12月)

公用語はマレー語ですが、英語も普通に使われます。

いわゆる、マレー語、中国語が混ざったシングリッシュってやつですね!

僕はこのシングリッシュってやつのなまりが強いとあんまり聞き取れません。

 

 

<現在地はここ>

シンガポール(Singapore)

気温:最高30〜33℃ 最低24℃〜25℃(2016年12月)

 

シンガポールは小さい国の中を地下鉄が走り回ってます。

公共交通機関でどこへでもアクセスできるってのはとても便利です。

観光できる日が2日分くらいあるのでとりあえず、これを使って適当に散策してみます。

で、チケット(ICカード)の種類はいくつかあるんですが、2、3日くらいいるだけなので、6回まで使えるスタンダード・チケットでたぶん大丈夫。

タッチパネルで「Buy Standard Ticket」を選択して、路線図か駅名から行き先を検索してお金を払うと、その分の料金がチャージされたカードが出てきます。

 

2回目以降は、こんな感じでカードを置くとパネルに「Add Trip」と出てくるので、それ押して路線図から駅名を検索してチャージする形になります。

これ、昔初めてシンガポール来たときやり方分からなかった。

 

ちなみに、初回購入時にICカード分の10セントがデポジットとして上乗せされるんですが、6回目の利用時に10セント分が割引され、つまり実質返金される形になります。

 

「電車があと〜分で来ます」みたいな表示がとても先進的。

 

何回も乗りたい人向けに 1 Day、3 Dayなどのツーリスト・パスも売られています。

1日でこんなたくさん乗れるのかな?(ただし10ドルはデポジット分)

 

リトルインディア

まずはインド人街に行ってみました。

シンガポールは華僑の国ですが、労働力の多くを移民や外国人出稼ぎ労働者に頼っている現状があります。

その中心となっているのがインド人。

肉体労働などのシンガポールにおける低賃金の仕事の多くがインド人に支えられています。

そのインド人、インド系移民の街がリトル・インディア。

 

リトル・インディアはセラングーン・ロード(Serangoon Road)というストリートを中心に広がっています。

近くにMRTリトル・インディア駅があります。

 

ここはリトルっていうか、普通のインドみたいです。

歩いているのはインド人か観光客かって感じ。

現地の中国系シンガポール人は、やはりあまり来ないようです。

 

実は、数年前にここでインド系労働者による暴動が発生しました。

出稼ぎに来ていたインド人が郊外にある寮への送迎バスにひかれる事故があったんですが、そのバスのドライバーが中華系の方だったらしく、周囲にいたインド人達がヒート・アップして大勢でそのバスを取り囲み暴動に拡大したのです。

シンガポール44年ぶりの暴動だったそうです。

インド系労働者達の、日頃からためこんでいる被差別意識が根底にあるとかって分析されています。

暴動を起こしたインド人達もかなり酒に酔ってたとか新聞には書かれていましたが、事実はどうなんでしょうかね。

多民族国家、移民国家が必ずぶち当たる民族間の対立問題ですが。

 

当然ヒンドゥー教寺院なんかもあります。

 

あらゆるものが売られているムスタファ・センター。

 

食料品、衣類、電化製品、カバンなど旅行用品などが安い値段で売られています。

シンガポールの物価は高いですが、リトル・インディア近辺はインド系労働者の経済水準に合わせて物が売られているので若干安めです。

宿も安くて、1泊1,000前後からあります。

 

リトル・インディア駅近くにテッカ・センター(Tekka Centre)という巨大なフードコートもあります。

 

チキンビリヤニが3シンガポールドル(約242円)でした。

インド料理も安定して美味いです。

 

そんで、毎度おなじみのガジェット街巡りとして、リトル・インディア近くにある、シムリムシティ(Sim Lim City)というシンガポールの有名な電脳街に行ってみました。

 

シムリムシティの場所

 

中は吹き抜けになっている大きなエレクトリック・モールです。

 

ガジェットはここに来れば何でも手に入りそうですね。

細かい部品までいろいろなものが売られています。

 

スマホやPCの修理屋もたくさん入ってます。

 

こんな感じで価格が分かりやすくバラ売りされてたりします。

 

スマホケース屋。

ちょっと欲しいものがあるんだよなーって思って覗いてみると・・・

 

ありました!

 

ASUS Zenfone Maxのブックタイプのカバー: 20シンガポールドル(約1,610円)

 

東南アジア各国で探してたんですが、ブックタイプのやつがずっと見つからなかったんです。

ブックタイプはディスプレイがカバーできるし、すぐ取り出したいバスチケットとか、レシートなんかを挟めるので便利です。

ちょっと高いですけどゲットできて良かったです。

 

マリーナエリア

シンガポールのランドマークといえばここですね。

 

どん!

マリーナ・ベイサンズです。

バブリーな感じ全開の高級リゾートホテルです。

誰しもが、一度はあの屋上プールに入ってみたいと思ったことがあるはず。

でも宿泊しないと入れません。

金持ちじゃないと泊まれないか思いきや安い部屋なら4〜5万くらいから泊まれるそうですよ。

人気があるので早めの予約は必須です。

 

低層部はこれまた高級ショッピングモール。

 

周囲は公園になっていて、熱帯植物を見ながら散歩とかできます。

 

そしてマーライオン!

これはちっちゃいやつ。

 

この隣によくガイドブックに出てくるやつがいます。

シンガポールにはマーライオンが5体いて、最大のものはセントーサ島というテーマパークエリアにいます。

今回は天気悪くてどしゃぶりだったのでセントーサまでは行きませんでした。

 

 

シンガポールのタバコ事情

シンガポールといえば、

道にタバコやゴミをポイ捨てしたら罰金!

とどこかで聞いたことがある人も多いと思います。

 

僕もこのイメージがあったので、喫煙所とか全然ないんだろーなとか思ってました。

でも・・・

 

そこら中にあるんですよ。

 

歩道沿いに、こんな灰皿付きのゴミ箱がたくさん設置されています。

かなり頻繁に目にします。

 

マリーナ・ベイサンズの近くの綺麗な通りにもたくさんありました。

歩きタバコしながら吸って灰皿にぽいって捨てていく人とか多いですね。

(ただし歩きタバコは法律で禁止されてます。)

屋外で、灰皿が置いてある場所でルール守って吸うんならいいよって感じなんでしょうかね。

でもルール破って(更にそれが見つかったら)厳しく処罰すると。

 

最初シンガポール来たときは、かなり意外でした。

東京なんかだと、そもそも街中の灰皿がかなり撤去されちゃってますし。

 

 

しかしタバコ自体はかなり高いですよ!

 

タバコ: 10.7シンガポールドル(約864円)

 

ぎえぇ!!

多額の税金が課されてます。

じゃあ安い国から持ち込めばいいかって思っちゃいますが、シンガポールに外国のタバコ持ち込むと、1本につき35.2セント+消費税という超高額の税金をもってかれちゃうので、結局シンガポール国内で買うのとコストはあんまり変わらないくらいになります。

僕はマレーシアで全部吸いきっちゃったんで1箱だけ買いました。

ライターだけは持ってたので、税関で

タバコ持ってないだろーね?

ってかなり厳しく質問されました。

隠れて持ち込んでバレるとこれまたとんでもない罰金をくらいます。

 

また、シンガポール国内で売られているタバコには、きちんと政府が承認したよって旨のマークがついており、これ以外のタバコを持ってたら警察に税関でお金払ったのか聞かれるそうです。

そのとき税関でもらった証明証みたいなのが無いとまずいことになるとか・・・

 

ビールも高いですね・・・

さらにシンガポールでは、夜間飲酒禁止法令が施行されていて、22:00以降はコンビニでアルコールが買えません。

公の場で飲むのもN.G.です。

(ただ、飲食店やバーなんかは夜間でも例外として認められているみたいですが。)

そしてこれは、前述したリトル・インディアでの暴動に起因してつくられたルールだとか・・・