アンタナナリボから1泊2日。

マダガスカルの楽園と呼ばれるノシベ島へやってきました。

マダガスカル周遊後半戦、どこかへ行くか散々迷いましたが、僕らはノシベに思いっきり時間を使い、遊びつくしてやることにしたのです。

 

<現在地はここ>

ノシベ(Nosy Be)

気温:最高28〜32℃ 最低20〜24℃(2017年10月)

ビーチリゾートなんで年中暑い感じです。

フランス人はじめ外国人観光客も多く、緩い雰囲気で、タイの離島なんかに似た空気です。

 

 

ノシベ周辺MAP

まずは全体像。

 

こんな感じです。

本島のアンバンジャから港のあるアンキフィまで移動して、まず到着するのがアンドゥアニというノシベの玄関となっている港。

そこからタクシーで宿へ移動しますが、宿やレストラン、ツアー会社などが一番充実していて、観光客が滞在するのに適しているのが、南西のアンバトゥルアカ(Ambatoloaka)という街。

僕らもここに宿をとり行動の拠点にしました。

ノシベ島を中心に周囲にはいくつも小島があり、スピードボートで移動ができます。

美しい海が広がるエリアで、シュノーケリングがセットになったようなツアーが毎日のように開催されています。

 

アンバトゥルアカの街中にはこんなツアーデスクがたくさん並んでいます。

歩いてるといろんな奴に声をかけられます。

写真は僕らが利用したツアー会社。

手前のブラザーと交渉し、結構いい値段を出してくれました。

 

NOSY〜となってるやつはほぼ全部離島ツアーです。

こんな種類があるので、どこ行ったらいいか分からないのですよね。

とりあえずは、一番人気と噂のノシ・イランジャ(Nosy Iranja)へ行ってみることにしました。

 

天橋立があるノシ・イランジャ

ノシ・イランジャはなにかビーチが超綺麗らしい。

 

ノシ・イランジャ日帰りツアー: 一人70,000アリアリ(約2,348円)

 

街中からミニバンで港まで移動し、こんなスピードボートで島まで移動です。

1時間くらいかかりました。

めっちゃ揺れるので船酔いする方はきついかもしれないですね。

 

エメラルドグリーンの海。

天気もめっちゃ良く、楽園感出まくりです。

 

ビーチと牛。

なんかいい感じ。

 

島には人が住んでおり、観光客向けにお土産物を売ってたりします。

 

こんなほのぼのした畑の脇を、フラフラと歩きながら高台へ登ってみます。

その頂上から見られる景色がこちら!

 

じゃじゃーん!

美しい海の先に見える小島に、潮がひいて現れた砂浜が道をつくっています。

季節にもよりますが、この時期だとだいたいお昼前くらいが干潮になるとか。

まさにいかつめの天橋立。

 

お決まりのポーズ。

天に昇っていく道が見えます。

 

 

やたら出てくるシーフード

ノシベ近辺の離島ツアーに参加すると、だいたいランチがついてきます。

 

こんな物凄い量のシーフードが毎回登場。

しかも美味いんですよ。

魚、エビ、カニ、ココナッツライス。

 

残ったらガイドや島に住んでる子供とかがガツガツ食います。

いやあ、アフリカで食べた飯の中でマダガスカルがぶっちぎりで美味かったと思うよ本当に。

 

ツアーは、ランチ、シュノーケルセット付き、8:00頃に出発して、だいたい16:00頃には街に戻ってくるようなスケジュールでした。

 

猿島

ノシ・イランジャへ行った帰りには野生のキツネザル達がいる島に立ち寄ってくれました。

 

ガイドがよく分からん、猿達を呼ぶための奇声を発するとみんな集まってきました。

 

こんな至近距離まで近づいてきます。

水を持ってると飲みに来たり、また、塩分が足りてないのか、僕らの腕をペロペロなめたりとか・・・

けっこう人懐っこいんですかね彼ら。

個人的に、マダガスカル滞在中、この島が一番キツネザルと触れ合えた場所でした。

 

魅惑のジャングル・ロコベ

お次はロコベ(Lokobe)という、こちらは離島じゃないんですが、ノシベ島南東にあるジャングルのようなエリア。

ここには希少価値のある動物達が多く生息しており、ミニトレキングみたいな感じで森の中を歩き回ることができます。

 

ロコベ日帰りツアー: 一人50,000アリアリ(約1,677円)

 

ロコベは、地図を見ると、アンバトゥルアカからボートとかでさくっと行けそうなんですが、地形上無理らしく、いったん島の東側へぐるっと周り、そこからスモールボートでマングローブの中を経由して行かなけれならないとのこと。

スモールボート?

 

結構大変そう。

とりあえず街からそのボート乗り場までミニバンで移動して、ガイドと合流します。

 

よし、ここからはこのボートに乗り込むぞ!

マングローブにぶつからないよう気をつけながら進むんだ!

 

なんか今までで一番原始的なボートが登場しました。

ていうか手漕ぎだし。

底が浅いんでこういうのじゃないと進めないらしい。

 

まあ仕方ない、こういうのもまたワイルドだしなかなか面白いか。

頑張ってくれよおっちゃん!

 

俺らが漕ぐんかい!!

 

ほら、みんなガッツを見せろ!

早くしないと日が暮れちまうぞ!

 

かれこれ1時間くらい漕ぎましたかね。

最初はやる気がありましたが、途中から本当にしんどくなってきます。

(翌日は当然筋肉痛になりました。)

 

 

島に着くと、また別のガイドが来て、森の中を案内してくれます。

 

まずはカメレオン。

カメレオンってのそのそしていて動きが可愛いです。

 

うお、すげえ!

親指サイズの超ミニカエル。

さすが視力7はあるわ。

普通は見つけられんわこんなん。

 

こっちは超ミニトカゲ。

このへんの、ちっちゃい生物を割と簡単に見られるのがこのロコベだということです。

 

こういうステルス迷彩系の生物もいます。

みなさん、お分かりいただけただろうか・・・

 

トカゲ。

 

そしてお馴染みのキツネザル達もいます。

彼らは木の上からでかいぎょろっとした目でガン見してきます。

 

こっち見んな。

 

このロコベツアーも半日くらいで帰ってこられます。

ノシベ近辺の日帰りツアーは、だいたい朝出発〜現地でシーフードランチ〜シュノーケリングとかしつつ夕方前までには街に帰還って感じです。

気持ちよく疲れる感じで、ちょうどいいんじゃないですかね。

世界中いろんな自然系アクティビティに触れ合いましたが、ノシベはかなりコスパいいと思いますよ。

 

そんな感じで、ワイルドさ爆発のマダガスカルのノシベ島。

ビーチリゾートということでゆっくりしようかと思ってましたが、ツアーが結構安いせいか毎日アクティビティの連続です。

 

後半に続く。