今回はアンタナナリボからモロンダバへ移動したときの記録です。

マダガスカルといえばバオバブ。

モロンダバにはでかいバオバブがたくさん生えた、通称バオバブ街道なるスポットがあります。

アンタナナリボからも比較的行きやすい場所にあるので、マダガスカルに来たら必見の場所です。

僕らはいろいろ移動手段を検討した上で、チャーターという方法を使いましたので、手配したツアー会社や移動にかかった費用・時間などをまとめてみました。

 

 

マダガスカルの移動

まずはマダガスカル各観光スポットの位置関係とかです。

 

<マダガスカルMAP>

これを見てわかるとおり、マダガスカルはとても広いです。

バオバブ並木のあるモロンダバまで丸1日、ノシベやツィンギーのあるアンカラナまで1泊2日。

最大のバオバブが見られるムルンベについては、地図上だとモロンダバからすぐ行けそうですが、オフロードしかなく簡単には行けません。南のトゥリアラなどを経由して3〜4日かけて行くのが一般的です。

 

移動手段は主に以下の3パターン。

  1. 飛行機
  2. チャーター
  3. タクシーブルース

 

1の飛行機は高過ぎてバックパッカー的には手が出ない。

2も結構高いので人を集める必要あり。一般的なツーリストだとこれが多いかも。なお、レンタカーも検討したんですが、マダガスカルで外国人が車をレンタルするのはかなり難しいらしく断念。

そんな感じなので長期旅行者はお金がかからない公共移動手段である3を選ぶことが多いわけです。

でも、前回記事に書いたとおり、マダガスカルのタクシーブルースまじで恐怖。

狭いオンボロの車内にギュウギュウ詰めにぶち込まれ、自由にトイレ休憩もできない状態で長時間走らされる。

 

ちなみにアンタナナリボからモロンダバまでは丸1日かかりますが、僕はレミューズパークに行った際、2時間ほど乗っただけでトラウマになりました。笑

タクシーブルースは何とか回避したい・・・

 

モロンダバまでの快適なタクシーブルース

ところが調べてみると、アンタナナリボ – モロンダバ間では、結構ちゃんとしたミニバスが走っているそうです。

それがSonatra plusというバス会社。

利用した何人かの旅人に聞いたところ、アンタナナリボの北バスターミナルにオフィスがあるようで、座席指定ができ、シートもそれなりのクッション性があるとか。

ということで、モロンダバに行きたいバックパッカーは、基本はこちらを利用すると良い感じです。

詳細はこちらのブログ記事が参考になります。

 

ただね、僕らは8人もいるので、一度に乗れるか分からないんですよね・・・

モロンダバ現地の移動手段も確保しなきゃならないし。

ということでチャーターを検討することに。

 

 

アンタナナリボのツアー会社

聞くところによれば、アンタナナリボには、日本語がペラペラの方がいらっしゃる、ARICS TOURというツアー会社があるとか。

 

ARICS TOURの場所はこちら。

安宿タナジャカランダから坂を登って左折してすぐの路地にあります。

 

HISの看板が掲げられているのですぐに分かると思います。

ここに入って階段を上がります。

ハローって言ってツアーを組みたい旨を英語で伝えれば対応してくれますし、日本人だと分かれば日本語を話すことができるマネージャーが対応してくれます。

日本語が話せる方の名前はリチャードさん。

日本の企業と一緒に仕事をしていた(今もしている)経験があり、日本語が本当にペラペラ。

ちなみに僕は最初英語で話してましたが、途中電話でやりとりをしていた際に、やたら流暢に日本語を話し始めてびっくりしました。

 

こちらが車のチャーター料金表。

僕らは8人なので、ミニバス(バン)です。

 

かかる料金はこんな感じです。

  • チャーター代: 216,000アリアリ(約7,099円)
  • ドライバー代金含む。(別途チップ)
  • ガソリン代、宿代は別途実費。

 

8人いれば宿代除いて、一人1日1,000円弱でいけそうです。

ちなみに値下げ交渉はしましたが、リチャードさんのところがレンタカー会社に固定仕入で車を手配するので、下げられないらしいです。

 

何か丁寧に日本語の日程表までつくってくれました。

これなら英語が苦手な人でも安心ですね。

Mr.リチャードが凄く真面目で優しい人だったので、もうここに任せることにしました。

 

アンタナナリボからモロンダバへの移動

出発当日は朝6:00集合。

 

こんな普通のバンが宿の前まで迎えに来てくれました。

タクシーブルースじゃない!!

普通に超快適です。

足も伸ばせるし長い移動中も車内で快適に寝られます。

人数集めてきて本当に良かったと思いました。

 

こんな感じの、どこまでも荒野が続く道をひたすら走ります。

島とは思えないですね・・・

たまに小さな村なんかがあって、その景色が面白いです。

(乗車時間長いのでそのうち飽きるかもしれないですが。)

トイレもその辺ですることが多かったです。

 

途中、大きめの街なんかを通過した際にお昼休憩や買い物休憩がありました。

ドライバーは英語あまり通じなかったですが、困った時はリチャードに電話すれば何とかなりました。

割と融通がききます。

SIMカード高かったけど買っといて良かったです。

 

モロンダバに着いたのは夜の21:00過ぎ。

アンタナナリボから14時間くらいかかりました。

人数が多いこともあり、宿があまり空いておらず、ここの宿に2部屋+テント泊で無理矢理ブチ込んでもらいました。

翌日も早朝から観光開始するんですが、タクシーブルース乗ってたらヘトヘトでやる気出なかったと思います。

 

移動まとめ

移動手段:バンチャーター

出発地:マダガスカル・アンタナナリボ(宿までピックアップ)

目的地:マダガスカル・モロンダバ

料金:チャーター代216,000 + ガソリン代7,000 = 合計223,000アリアリ(約7,329円)

所要時間:14時間(7:00発–21:00着)