こんにちは。

ブルガリアからヨーロッパへ入り、まずはぶらりバルカン半島の旅がスタートしました。

東欧の旅はウクライナが目的地なので、本当はブルガリアからルーマニアへ入りそのまま北上しても良かったんですが、個人的に興味があって惹かれたのが旧ユーゴスラビアの国々。

冷戦終結後、僕が子供の頃、ユーゴスラビア連邦構成国の独立に当たって内戦でとても揉めていた地域です。

一体どんなところなのか、自由に旅できるようになった今のタイミングで是非見てみたいなと考えました。

ということで、急遽ブルガリアからマケドニアに入り、セルビアまでぐるっと回ってみることに予定変更。

ただし時間が無いため、各国の首都に1〜2泊ずつだけしてポンポンと移動していきます。

また旧ユーゴスラビアの話については、別途記事を書きたいと思います。

 

 

<世界一周25か国目>

マケドニア(Macedonia)

通貨:マケドニアディナール

為替:100円 = 約48ディナール(2018年7月)

こんにちは → ドーバルデン

ありがとう → メルスィー

ブルガリア語に近く、基本の挨拶は酷似しています。

 

<現在地はここ>

スコピエ(Skopje)

気温:最高32〜36℃ 最低14〜16℃(2017年7月)

マケドニアの首都。

お隣のブルガリアより晴れていて、クソ暑かったです。

 

<簡易マップ>

スコピエも見所はぎゅっと圧縮されている感じです。

旧市街地は川を渡った北側エリア。

僕はバスターミナルすぐ近くのHostel Valentin 2という宿(別記事で紹介します。)に泊まりましたが、徒歩で十分散策可能です。

また、南の丘の上にミレニアム・クロスという、まるで1,000本の光り輝く十字架を投げつける必殺技名のような大きな十字架が建っていますが、ナゴルノカラバフで似たようなものを見たので今回は行きませんでした。

バスとケーブルカーを使えば行くことができるようです。

 

スコピエの街は彫刻だらけ

この街の特徴は、何といっても無数にある銅像。

その数は尋常じゃないレベルで、しかもでかいです。

特に川沿いに多くあります。

 

街の中心の広場。

昔の偉い人の像が。

巨大なマケドニアの国旗もはためいていますが、旭日旗に似ています。

 

川にかかっている橋の両脇には偉人達の像が立ち並ぶ。

目からレーザーが出てきそう。

ゼルダの伝説みたいにダッシュで駆け抜けないとやられるパターンです。

 

引き裂かれる家族でしょうか。

旧ユーゴスラビに関係していたり?

でも左の子供は母親らしき女性にしがみついて止めようとしているようにも見えますし、詳細は謎です。

 

空気椅子トレーニングをしている方達も発見!

昔部活でよくやっていましたが、膝を悪くしやすい難しいトレーニングです。

たぶんスクワットの方がいいと思います。

しかしこの方達は重たい鉄板も膝の上で支えているし相当しごかれているみたいですね・・・

今は練習が厳しすぎるとクレームが来たりする世の中なので気をつけてください。

 

アレ、あいつまだ来ないな・・・

ていうか俺の周りの奴らいつまでここにいるんだろう。

全員待ちぼうけをくらっている人たち。

 

「足離さないでって言ったじゃん!」

もしくはキング・クリムゾンの能力で数秒先の水へ飛び込んだ未来の自分の姿が視えているという状況でしょうか。

 

一番下の段の人たち

「何か俺らのとこだけずっと雨降ってない?」

 

これはFFのボスとかに出てきそうですね。

4体がそれぞれ属性が違うので、1体ずつ弱点の属性の魔法で攻撃しなければいけないタイプです。

 

反対側にライオンバージョンもいました。

 

という感じでスコピエは街自体が彫刻の森状態です。

ここがGANTSのステージで銅像が全部宇宙人だったらポイントが凄くたまると思います。

 

川沿いにあったバーレストラン。

旧社会主義国ならではのゲバラアート。

いや、西側諸国でもゲバラは人気だよね。

 

たくさんあるヨーロッパ風のバーレストランはオープンテラス席が多く、とてもお洒落です。

そういえばブルガリアではこういうお店あまり見なかったですね。

 

ゲームの世界のような旧市街

川を渡った先にある旧市街にはお土産物屋、レストラン、ホテルなど、観光客向けの施設が充実しています。

非常にコンパクトなエリアなので、ふらふら散歩していても2時間くらいで回れてしまうと思います。

 

あれ、これはRPGでお馴染みのくさりかたびらじゃないですか!

ドラクエだと序盤の強い防具で、戦士系のキャラじゃなくても装備できるので重宝します。

ドラクエ2では重い防具が身につけられないサマルトリアの王子がしばらくずっと着ています。

 

雑貨屋がたくさんあっていちいちオシャレ。

 

名産なんでしょうか。

スリッパの形のマグネットがそこら中に売られていました。

 

 

ショッピングモールも充実

スコピエのバスターミナル近くに、VEROという大型ショッピングモールがあります。

食料品、日用品などを買い求める場合にはここが便利。

 

おそらくこの国で一番大きいんじゃないでしょうか。

 

レストランや家電屋、アパレルなどのほか、1階にとても大きなスーパーマーケットがあります。

僕はヨーロッパのスーパーの雰囲気がとても好きなので、こういう場所は必ず覗いています。

 

お城や教会よりもスーパー。

何故かワクワクするんですよね。笑

食品関係はここでたいてい何でも手に入ります。

 

マケドニアの物価はとても安いです。

ブルガリアと同じくらい。

水2Lが約50円ほど。

 

ペットボトル型ビール1.5Lが約200円。

お酒に関してはブルガリアの方が少し安いかも。

 

ここのスーパーでキャンプ用品を発見しました。

シュラフ、マット、テント、椅子などいろいろ揃っていてしかも安い!

 

今後のアイスランド、アフリカ旅のことを考えて、シュラフとマットを買っておきました。

合わせて2,000円くらい。

以前持ってたシュラフは畳みづらくて使い勝手が悪かったので日本へ送り返してしまったんですが、ここで使いやすそうなものを再度入手。

マットは空港などでの野宿で結構使えるんで欲しいなと思ってました。

これくらいの値段なら後で誰かにあげたり捨てるときでも勿体ない感じにはならないでしょう。

 

 

といったスコピエ情報でした。

何も無い田舎町だと思っていましたが、そんなことはないさすが首都。

観光設備が整っていて便利だし、かといってバリバリの観光地でもないので素朴だし、ちょうどいい感じの雰囲気だと思います。

物価も安いので実に沈没向きな都市です。

時間があれば3泊くらいゆっくりしてもよかったですね。

 

ちなみに、マケドニアでは、南方、アルバニア近くにあるオフリドという湖が美しい有名リゾート地で、ツーリストの多くはそこへ行くそうです。

いつかそちらも行ってみたいです。