ジャイサルメールから早朝6:30発の寝台列車に乗って、ジョードプルにやって来ました。

宿泊してた宿トーキョーパーレスでは駅まで無料で送迎してくれたんで超助かりました。

とりあえず無難そうで安い宿、ガイドブックなどでもよく掲載されている、Discovery Guest Houseへ行ってみます。

この時期は混んでて、屋上泊しかできないとかって噂も聞いてましたが・・・

駅前から宿が集中している時計塔広場までのリクシャーの相場は50ルピー(約85円)。

これより高い金額言われたら交渉してみましょう。

 

マイフレンド、ここが『チキュウノアルキカタ』にものってるディスカバリーゲストハウスだよ!

部屋は空いてるの?

シングル、ダブルはいっぱいだけどドミトリーなら空いてるよ!

さあカムカム!

ドミトリーっていうか屋上でしょ?笑

え、よく知ってるね!

ルーフトップを僕がベリーナイスなドミトリーにアレンジしてるんだよ!

 

何がアレンジやねん。

でも屋上泊、意外に気持ちいいんで1泊200ルピー(約341円)でここにしました。

宿探すの面倒だし。

というか、ジャイサルメールで知り合い、先にジョードプルへ行った日本人の学生さんがみんなここに駆け込んでてワロタ。

 

 

<現在地はここ>

ジョードプル(Jodhpur)

気温:最高28〜33℃ 最低13〜18℃(2017年2月)

これくらいがちょうどいい気温ですね。

ラージャスターンですが、ニューデリーからそこまで遠くなく、ジャイサルメールみたいな強い砂嵐も無いので、短期旅行でも是非来て欲しい場所です。

 

アラバスタのモデルになった都市

『地球の歩き方』にも書いてある有名な話なんですが、ここジョードプルはなんとあのワンピース(ONE PIECE)のアラバスタ王国のモデルになったとか!

アラバスタ編、トップクラスに好きな話なんです。

 

屋上から見たメヘラーンガル砦。

なかなかグッドです!

この景色を見ながらゴロゴロできるだけでも屋上泊は楽しい。

 

一方これがワンピースのアラバスタ王国。

 

おお・・・なるほどね。

確かにモデルになったと言われればそうかも。

でも、個人的にはどちらかっていうとジャイサルメールの方がアラバスタっぽい。

あっちはガチの砂漠都市だし。

 

ジョードプルの中心地にある時計塔。

バザールが集まっている広場にあります。

おお、これは何か見たことがある気が・・・

 

ワンピースだと時限爆弾しかけられたところですね。

ここの話好きです。

 

時計塔周囲はバザールになっていて、活気があって楽しいです。

ジャイサルメールに比べると人や車両の数がかなり増えてきましたね。

 

ブルーシティは本当にブルーなのか

そしてジョードプルの最大の特徴、というかうたい文句になっていますが、この街は通称ブルーシティと呼ばれています。

民家などが青いペンキで塗られており、街全体がブルーに見えるとか。

これを検証すべく、メヘラーンガル砦へ向かうついでに街中を歩いてみました。

(何かもう記事タイトルでネタバレしちゃってますが。)

 

丘の上には東側の正門から行った方が近いですが、生活感のあるローカルな雰囲気を味わえる西側から回り込んだ方がおすすめといわれたのでそうすることに。

 

宿からしばらくするとチラホラ青い建物が目立ってきます。

 

こういうペンキがハゲかけた感じが好きです。

 

この街も、おっ?って感じで写真を撮ってみたくなる風情を感じる街角が多く存在します。

 

ここまでの写真だけ見ると、

かなりブルーなシティなんじゃないか!

と思われそうですが、青い建物に焦点を当ててるので、全体的にそうなのかはよく分かりません。

 

メヘラーンガル砦に到着しました!

ていうか気付いたら裏門からっぽいところから砦の中に入ってました。

ここまで歩いて来るのに観光客ほとんど見なかったね。

 

城壁の上には砲台がたくさん置かれてます。

博物館の中に行けば、アラバスタ編ででてきた犬銃ラッシーのモデルになったものも見られるみたいです。

 

砦の上からの景色です。

 

うーん・・・青い・・・のかな?

確かに全体としてみると青っぽいけど・・・

 

よーく見ると、青い建物の比率はそこまで高くない気がしますが、白や茶色の建物より目立つので、全体としてはブルーな感じになってるんだと思います。

 

したがって、僕の主観ではそこまでブルーじゃないという結論に。

でも、砦から眺める街の景色は十分綺麗です。

これを眺められるだけでも来る価値はあると思います。

 

砦からの景色を堪能し、出ようと思ったらようやくチケット売り場が出現。

 

入場料: 600ルピー(約1,025円)

カメラ持ち込み料: 100ルピー(約170円)

ビデオ持ち込み料: 200ルピー(約341円)

 

げー! こんな高いんか。

博物館とか入るにはチケットチェック必要なんですが、もうこのままスルーして帰ることに。

何か誤魔化してしまったっぽいですが、僕と同じように西側から入った人はみんなお金払ってなかったみたいです。

 

ちなみに東側から登ると、土産物屋街を通って行くことになります。

砦の門の前には駐車場も。

こっちの道の途中には日本人にも人気なHill View Guest Houseという有名な宿があります。

 

 

激ウマ・オムレツ屋対決

ジョードプルでは景色も楽しめましたが、個人的に一番おすすめのスポットは時計塔近くにあるオムレツサンド屋です。

時計塔広場の北門出てすぐのところにある売店の前で営業してます。

 

場所はここら辺。

 

門の東側にあるオムレツ屋さん。

インドにしては凄く気さくなおじさんがその場でできたてのオムレツサンドをつくってくれます。

ジャパニーズ!?

オムレツオイシイ!

ロンリープラネットでも紹介されててかなり有名だそうな。

 

おすすめはバタースウィートオムレツサンド。

柔らかい食パンに挟まれた熱々の甘ーいオムレツが、インド旅でカレーまみれになった口に優しい。

他にもカレー風味のマサラチーズオムレツとかも美味しかったです。

 

 

そして、ここ行った方は分かると思いますが、門挟んで向かい側(西側)にもオムレツサンド屋があるんです。

ライバル店です。

 

CHOUHAN OMELETTE(チョウハンオムレツ)というお店。

こっちは寡黙だけど、挨拶するとはにかんだ笑顔を見せてくれるシャイなおっちゃんが黙々とオムレツ焼いてます。

ちなみにオーナーは併設されてる売店のとこにいて、日本人と分かると話しかけてきていろいろ面倒みてくれようとします。

以前、この店が地球の歩きかたに載っていたらしいんですが、僕がKindleに入れてた最新版のやつを見て、

アレ?ナンデナイ

チキュウノアルキカタにイッテヨ!

と結構ショックを受けていました。

 

おすすめはベジサンドウィッチ。

こっちのお店は焦げ目が付くまでパンをきっちり焼きます。

これに細かくカットした野菜がマッチして、サクサクしていて美味しい。

 

 

 

どっちがおすすめかって言われると、両方かなり美味しくて、ぶっちゃけ難しいです。

つくりや味付けを差別化していてあんまり被らないようにしてるんですよね。

僕は、ほぼ毎食、両方のお店をハシゴしてました。

そんくらいハマった。

メニューはいろいろありますが、30〜100ルピーくらいで安いです。

ちなみにチョウハンオムレツの方は、モモ(インド風餃子)や炒麺など、オムレツサンド以外のメニューも豊富だった気がします。

 

そして食後はここにラッシーを飲みに行きましょう。

時計塔広場内の南門の隣にあります。

 

ここのMakhaniya Lassiを頼みましょう。

たった30ルピー(約51円)です。

クリームが入っていて甘くて美味しい。

地元の人にも人気で、店内はいつも混み合っています。

 

ジョードプルには、あんまりピンとくる食堂がなかったんですが、上記で紹介したオムレツ屋台とラッシー屋は本当に美味い。

ぶっちゃけここの往復だけでも十分お腹が満たせるかも。

 

 

 

そういえば、宿泊したDiscovery Guest Houseの屋上にあるレストランのメニューを日本語に翻訳するように頼まれました。

 

もしこれが置いてあったら僕が急いで適当につくったものです。笑

時間があればもう少し丁寧なやつに修正お願いします。

なお、キム・モハンっていうのはレストランのオーナーのインド人の自称。

Youtubeの有名な観光人シェフの動画見ながら独学で韓国料理を勉強したそうで、多くの韓国人旅行客がこのレストランに集まってきます。

メニューの表紙にはその韓国人シェフとモハンさんの写真が並んで載ってますが、別に会ったこととかは一切無いそうです。笑

日本語メニュー作ってあげたら、キムチチャーハンをご馳走してくれたんですが、結構美味しかったですよ。