深圳に2泊した後、香港へ入りました。

香港は中国の一部(特別行政区)ですが、1997年に返還されるまでは英国領だったため、中国本土とは歴史や文化、政治体系が大きく異なります。

中国本土と香港との間を行き来する場合、外国へ入出国するのと同様、厳格な管理が行われています。

深圳から香港は陸続きなので徒歩で境界を渡ることができますが、イミグレーションでパスポートを見せて入出国手続をします。

僕はこの境界越えをやってみたかったんで深圳経由で香港へ行こうと思ったんです。

 

 

深圳ではCoooker Youth Hostelという宿に泊まりました。

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香港との境界に近い場所ってことでBooking.comで事前に調べといたんですが、地図が合ってなくてめちゃめちゃ迷いました。

Google MapとかMaps.meだとショッピングセンターの前の広場にあることになっていて、いやいやそんな訳ないだろうって1時間くらい歩き回りました。

 

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↑実際にはポイント付けた辺りの雑居ビルの中にあります。

ビル前にいた別のホテルの客引きのケバい姉ちゃんに聞いたら親切に教えてくれました。

ここに限らず、予約サイトに掲載されてる中国の宿って地図と合ってないことが多かったです。

あとユースホステル系は基本分かりづらい変な雑居ビルに入ってる。

駅前とかで客室のパネル持って客引きしている人と交渉した方が楽かもしれませんね。

 

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カプセルホテルタイプです。

1泊75CNY(約1,100円)。

狭いですがスタッフの人が優しくて非常にいい感じの宿です。

洗濯機と乾燥機がそれぞれ5CNYで使えます。

 

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とんでもない悪魔的なものでも売っているのかと思いきや単なるマジックグッズショップでした。



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深圳の高層マンションはこれくらいで住めるようです。

だいぶ高いですね。

駐在されている方とか羨ましいです。

 

深圳から香港へ

香港とはこの「罗湖(ローホゥ)」口岸という場所にあるゲートで行き来できます。

(他にもいくつかゲートはあるんですが、ここは電車と徒歩で手軽に渡ることができます。)

 

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香港側から来ると、こんな感じの本土側の新しい巨大なビル群に迎えられます。

大きな荷物を持った人がたくさん歩いてますね。

中国各地へ向かう鉄道の駅やバスターミナルも併設されています。

 

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お店の前にあった人形ですが、ミスタービーンですよね?

 

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本土側から香港へ行く場合、案内表示に従って進み、罗湖口岸のビルの2階へ上がります。

 

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ここのゲートで特別扱いされているのは、「中国本土」または「香港」の居住者です。

仕事や学業の関係で頻繁に行き来する方は、ICカードを発行され、自動ゲートで通れるようです。

それ以外の国の方は基本的に「外国人」の表示に向かって進みます。

イミグレーション内部は撮影禁止なので写真とかないですが、本土側で出国手続をしてスタンプをもらい、香港側で入国手続をして入国許可証(パーミッション)の紙をもらえばすぐそこは香港のMTRの駅です。

香港については、パスポートにスタンプとか押されません。

それぞれの手続で20〜30分くらい並びましたかね。

 

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香港に入ると雰囲気がガラッと変わります。

何か急に明るくなった感じでしょうか。

そして駅名が「羅湖(ローウ)」に変わります。

本土側の「罗湖」と香港側の「羅湖」は同じです。

本土で使用されている言語が「簡体字」なのに対して香港では「繁体字」が使用されています。

発音は「北京語」か「広東語」かの違い。

日本人に馴染み深いのは「繁体字」の方ですね。

お店の看板やメニューなども、香港の方が読めると思います。

 

面白かったのは、本土側から香港の学校へ毎日通学して行く子供達が大勢いたことです。

本土側に居住している香港人や外国人、富裕層の方々は、レベルの高い香港側で子供に教育を受けさせたいという考えが強いんでしょうかね。

 

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香港は以前友人が住んでいて遊びに行ってたのでもう4回目です。

持ってきたオクトパスカードに早速チャージします。

これは本当に便利ですよね、観光客が簡単に買えるICカードで、電車、バス、コンビニ、マクドナルド等飲食店、いろんな場所で使えます。

チャージも駅やコンビニのレジでさくっとできちゃいます。

 

久々の香港

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おお!

これこれ、この感じですよ。

やっぱり香港は香港です。

とても落ち着きます。

さっそく宿にチェックインして、荷物を置きます。

Wi-Fiも強いし規制もかかりません。

 

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こういうビルの感じも香港ですね〜

香港は狭い土地に物凄い人口が住んでいる超過密都市です。

エアコンの室外機とか干してある洗濯物とかがあるんで、通りを歩いているとよく上から水が垂れてくることがあります。

 

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小説「深夜特急」や映画「恋する惑星」で同じみの重慶(チョンキン)マンションです。

一見怪しいですが、中身は割と普通です。

1階は商売熱心でフレンドリーなインド人達がおり、非常にレートの良い両替屋や、SIMカード・電子機器・その他日用品を売ってる売店、食堂を経営しています。

そして2階以上には宿が密集しており、割安で泊まれるため、いつも混んでます。

香港・重慶大厦は普通に泊まって大丈夫か(過去の旅シリーズ)
唐突に香港の話です。 香港は友人が住んでいたのでかれこれ3回くらい遊びに行ってますが、あんまり手頃な安宿がないんですよね。 ...

↑昔泊まったときの記事。

 

ちなみに、ネイザンロードのこの界隈(尖沙咀近辺)を歩いていると、日本人と分かると「ニセモノ、ミルダケ」と客引きしてくるインド人がいるんですが、これを久しぶりに聞いたとき何故か泣きそうなくらい嬉しかったです。(笑)

本土側ではネット規制やらスマホ紛失やらコミュニケーション難やらで旅が思うように進まず、かなりストレスがたまってたんでしょうかね。

やっと慣れ親しんだ場所に来たー!

というすごい安堵感でいっぱいになりました。

こんな嬉しい感覚日本では感じたこと無かったんで、旅に出たかいがあります。

 

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九龍半島から香港島を眺めるこの景色が最強です。

ちなみに、ブルース・リーとかの像がある「アベニュー・オブ・スターズ」は改修工事のため2018年まで閉鎖とのこと。

残念。

 

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佐敦駅の近くにあるビルの地下にある「ラーメンチャンピオン」というフードコートに入ってみました。

コートに入場するときに番号の付いているリストバンドを渡され、注文時に番号を見せて金額を記録し、出るときにまとめて会計するシステムでした。

 

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とんこつラーメンと生ビール(キリン一番絞り)で160HKD(約2,000円)

超高え!

今までの一人飯の10倍近くの値段。

でも無事香港まで来られたことを祝して一息入れたかったんです。

もともと物価が高い香港でこういうもの食べると更に高くなります。

ここのラーメン、日本の味をうまく再現していて美味しかったですよ。

二郎系ラーメンとかもありましたね。

お店も日本人らしき店長さんがいました。

 

てか、香港来るたびに物価が上がってますね・・・

昔は300円くらいで美味しいものたくさん食べられましたが、今や日本とあんまり変わりません。

屋台系は安いけど。

 

香港に来て感じた本土との違い

そりゃあ全然違うはずです。

でも、違うのは分かってるんですが、今まで本土側に行ったことがなく、僕の中ではずっと香港が中国っぽいイメージでした。

でも今回、エレンホト、北京、洛陽、深圳、香港と縦断して来て、その違いが肌で分かりました。

街の見た目や、そこに住む人々の喋り方、立ち振る舞い、ちょっと会話したときの雰囲気・・・全てが大きく異なります。

本土内でも各地域で大きな違いがありますが、香港は別格に違う。

この都市が歩んできた複雑な歴史が、中国にあって中国とは異なる文化・空気をつくりあげてきた。

百聞は一見にしかずというやつですね。

香港の方々が、自分たちは中国人ではなく香港人だと主張されるのもよく理解できました。

この辺り、感じたことをちょっと整理してみようかと思いきや、前置きが長くなってしまったんで次回にしておきます。

 

つづく