アルメニアからジョージアへ戻ってきた後は、疲れが出てしばしダラダラしていました。

飲んでは寝ての繰り返し。

でも長期旅してるとたまにこういうのが無いと駄目なんです。

そして意を決して一気にトルコへ向かうことに。

ジョージアはあんまり観光しておらず、カズベキやメスティア、クタイシなど見てないメジャーなエリアも多いのですが、またいつか来そうな国なので今回はもういいのです。

というわけでトビリシからトルコとの国境近くの街バトゥミへ、そこからトルコのトラブゾンへと移動していきます。

今回はこのルートのまとめ。

 

 

トビリシからバトゥミへメトロ社のビッグバスで移動

バトゥミ行きのマルシュはトビリシ駅近くからも出ていますが、大きなしっかりしたバスも運行しているという噂を聞きました。

久々に早起きして、そのバスが発着しているオルタチャラバスターミナルへ向かいます。

 

オルタチャラ(Ortachala)バスターミナル。

メトロのIsani駅で降り、目の前から出てるローカルバスに乗ればすぐ行けます。

 

結構でかいバスターミナル。

利用するバスは、写真左に見える、妙な存在感を放っているメトロ(Metro)社です。

実は公式ウェブサイトから事前にチケットを購入しておきました。

 

トビリシ → バトゥミまでのバスチケット: 30ラリ(約1,389円)

 

クレジットカードで決済が可能です。

当日はEチケットをプリントアウトして持参しました。

メトロ社はトルコの最大手バス会社です。

 

おおーー凄い!

久しぶりのビッグバスでございます。

 

広くて綺麗な車内。

エアコン付き。

リクライニングシート。

超快適。

トルコに行く前からトルコの凄さが伝わってきます。

 

各シートにはこんなディスプレイが!!

凄過ぎ。

ゲームとかもあるんで暇潰しできます。

 

なんと日本語にも対応してます!

と思ったらメニューが日本語になるだけでした。

でも凄い・・・

 

 

バスは12:00にオルタチャラを出発して18:00頃にバトゥミに到着。

道中は快適過ぎてほぼ爆睡。

 

<現在地はここ>

バトゥミ(Batumi)

気温:最高27〜31℃ 最低20〜22℃(2017年7月)

ジョージアの中にあるアジャリア自治共和国の首都らしいです。

黒海沿いのビーチリゾートシティ。

以前から保養地として利用されているみたいでカジノなんかもたくさんあります。

 

メトロ社のバスはバトゥミの市街地から離れた専用のバスターミナルに到着したので、宿が集中している沿岸沿いの市内中心部まではタクシーを使いました。

 

バトゥミの簡易マップ。

 

手前がアジャリア自治共和国の国旗です。

コーカサスには独立運動を起こしていたり、政治的に緊張しているエリアが多いですが、ここはとても緩やか。

検問なども一切無し。

 

ビーチ沿いまで歩いてみると黒海がお見えになりました。

天気が良ければ、泳いでいる観光客がたくさんいます。

 

こんなヘンテコなタワーや・・・

 

巨大な観覧車など、バトゥミはテーマパークのような街です。

何か全体的にゆるーい感じ。

マレーシアのマラッカのよう。

日本だと鎌倉とか熱海に近い雰囲気を感じます。

 

 

結構お洒落でアートな街かも・・・

 

でもこういう風景にジョージアっぽさを感じます。

ジョージアではこんな感じでビルの間にロープを通し、洗濯物を干している光景を至るところで見ます。

 

 

バトゥミで泊まった宿

Batumiは市街中心部に安宿があまり無いらしいです。

基本トランジット滞在だったので予約サイトでバスターミナル近くを検索してみるも安いところはどこもいっぱい。

ということで飛び込みで探してみました。

 

結局泊まったのはEDNANIなんちゃらとかいう名前のコンドミニアムっぽい宿。

 

ツインルーム1泊︰ 40ラリ(約1,853円)

Wi-Fi有り

トイレシャワー共同

朝食無し

洗濯無料

 

ツインだけどソファーがベッドになるので、3人でシェア。

結果、結構安くすみました。

英語が話せずいつもノープロブレムを連呼している親父さんと、英語が話せる息子さんで経営しています。

お二人ともめっちゃ親切。

ホスピタリティ溢れる宿で、立地も良く、かなり居心地良かったのでおすすめです。

ただし場所が分かりにくいです。

 

この辺。

バトゥミ大聖堂近くの住宅街。

バスターミナルまでは歩いて20分くらい。

 

Booking.comにも掲載されていますが、地図の場所が間違ってますし、直接行った方が安くなります。

 

超お洒落なマクドナルド

バトゥミはちょこっと街歩きしたくらいでしたが、凄くお洒落なマクドナルドがあると聞いたので行ってみました。

場所は市街中心部の西側。

↑の方に載せた簡易マップをご参考ください。

 

なんかすげえ。

雑居ビルやガソリンスタンドとかがある街中に突然出現。

プラネタリウムみたいな形をしています。

 

中はとても近代的なつくり。

ザハ建築を思い出すような流線型。

そういえば僕はここで初めて自動注文機を使いました。

手前にあるタッチパネルですね。

出てきたレシートをレジへ持って支払えばカンタンに注文できます。

 

中庭もあって風通しが良いスタイリッシュ空間。

フリーWi-Fiもあるし、バトゥミに来たらここでくつろいでみるのもいいでしょう。

 

バトゥミからトラブゾンへマルシュで移動

次の目的地はトルコのカッパドキアなんですが、一気に行くと疲れるのでひとまずトラブゾンという黒海沿いの街へ行くことにしました。

 

バトゥミのバスターミナル。

トラブゾンだし近いから余裕だろうと思い10:00過ぎくらいに来ました。

トルコに入るとジョージアラリが両替しづらいと聞いていたのでここで全部トルコリラへ両替。

ジョージアからトルコへ行くと通貨の名前が似ているので一瞬混乱します。

 

バトゥミ → トラブゾン行きのマルシュルートカ: 20ラリ(約926円)

 

チケットはその場で買って11:00に出発。

 

ちなみに、トルコの他の都市に直接行きたい場合、Metro社など大手のバス会社がチケットを売っているはずです。

 

バトゥミからトルコまではめっちゃ近いので12:00前には国境到着。

出国も入国もゆるゆるでした。

が、ここの国境の問題は常に混雑していること。

おそらく利用者の多さに対してキャパシティが足りていません。

改善のためなのか国境の建物を改築しているようでした。

タイミングはずすと凄い並びますし、車両は大渋滞。

僕らはイミグレはすぐ抜けられましたが、マルシュが来るまでトルコ側で1時間くらい待ちました。

 

また、デューティフリーが激混みでした。

トルコはお酒とタバコが結構高いせいだと思います。

マルシュに同乗していたトルコ人からも、タバコ持ち込むの手伝ってくれと頼まれました。

(一人で大量に買ってイミグレ通過すると税金がかかるため)

案の定、トルコ側の入国検査場には、隠して持ち込もうとしている奴から没収した酒とタバコが大量に積まれていました。

アホやなあ・・・

 

そんなこんなで14:00頃にトラブゾンのバスターミナル(Otogar)に到着。

シルクロードをほぼ抜け、ようやっとトルコです。