プノンペンからバスでシェムリアップへ移動し、散策しているところの続きです。

 

<現在地はここ>

シェムリアップ(Siem Reap)

気温:最高30〜34℃ 最低24℃〜25℃(2016年11月)

超有名なアンコール遺跡の街で、世界中から観光客が押し寄せます。

 

 

宿のロビー

 

とりあえずThe Laxury Concept Hostelという宿に2泊しています。

ドミトリー1泊: 5USD

最上階にレストラン兼共用スペースみたいなところがあり、広くて快適です。

場所もオールドマーケットに近く、とても便利です。

でも先の日付が予約で埋まっているため途中で別の宿に移動しなければなりません。

 

アンコールビール

 

ストローでちびちび飲むと一気に飲み干さないで済みます。

 

シェムリアップでも居酒屋風レストランを多く見かけます。

 

電動レンタルバイク屋

 

これは昔シェムリアップに来たときには無かったと思います。

Green e-bikeというサービスで、1日レンタル10USD、1回の充電で40km走行できるとのこと。

また、アンコール遺跡群の観光ルートの中の各所に、無料電池交換ポイントが設置されていて、このGreen e-bikeを使えばうまく1日で要所を回れるようになっています。

 

<注意>

シェムリアップでは外国人によるレンタルバイクの運転は禁止されているとのことです。

(自分で購入したバイクや、電動バイクであれば問題ないとのこと。)

お店の人はパスポートさえあれば貸してくれますが、警察に見つかると罰金を支払うことになるケースも多いようなので、自力で回る場合、電動バイクか自転車を借りるようにしてください。

 

シェムリアップの道は、中心部はかなり舗装されていますが、ちょっとローカルなエリアへはみ出すと道路がボコボコしてます。

 

シェムリアップ郊外の風景。

とてものどかですね。

 

キリング・フィールド

カンボジア国内には、過去にクメール・ルージュが収容者の処刑場として使用していた場所が、「キリング・フィールド」として残っています。

キリング・フィールドはプノンペンのものが有名ですが、シェムリアップにもあります。

 

ワット・トメイ寺院

 

シェムリアップ中心地からアンコール・ワットへ向かう道の途中にあります。

現在では寺院になっています。

入場料とかはありません。

 

内戦で亡くられた方の頭蓋骨が積まれています。

この横で、近所の子供が普通に遊んでたりします。

この平和が今後も続いていくよう祈ります。

 

トゥール・スレンのように、殺害された方の写真など、当時のクメール・ルージュ支配に関する記録が展示されています。

 

ワット・トメイ寺院の場所

 

地雷博物館

少し遠出して地雷博物館まで行ってみました。

アンコール・ワットとかがある遺跡群のもっと奥の方にあります。

地雷博物館入場料: 5USD

 

カンボジアには、戦争で使用された地雷・爆弾がいまだ大量に残されていますが、ここでは、今までに撤去された地雷や、カンボジアの地雷撤去活動の現況を知ることができます。

 

こんな感じで地雷が山積みにされている光景を見ることができます。

 

この博物館で展示されているのが、アキラさんの活動。

この方は非常に有名な方で、僕も何度か記事を読んだことがあります。

(以前日本のテレビでも紹介されていたと思います。)

 

この方は元クメール・ルージュの少年兵士でした。

しかし後に洗脳から解放され、クメール・ルージュも去った後、自分たちが仕掛けた地雷により多くの国民が犠牲になっていることに心を痛め、ほぼ独学で身につけた知識で地雷撤去活動を続けています。

また、博物館の敷地には、寄付金により設立した孤児院も併設されています。

 

地雷撤去作業の様子も展示されていますが、これはもうほとんど手作業ですね・・・

 

撤去された地雷

 

地雷の内容がかなり詳しく解説されています。

 

地雷被害の悲惨さが伝わってきます。

 

米軍がカンボジアに爆撃したときのマップ。

これ見ると、米軍がとんでもない数の爆弾をカンボジア国内に放り込んでいることが分かります。

 

ベトナム〜カンボジアへ移動してくると、過去の戦争の様子や被害を伝える博物館がたくさんあります。

で、だいたいいつも思うのは、アメリカ様いろいろやり過ぎだろって点です。

旅行ブログなんで歴史や戦争に関する考察とかあまり書くつもりないですが、かなり後に引っぱることやっているのがよく分かります。

 

地雷博物館の場所

 

市内からは結構離れてますんで、トゥクトゥクをチャーターして行った方が良いです。

そしてこの地雷博物館からの帰りの際にゲリラ豪雨に遭遇。

少し休憩しつつ雨が弱まった瞬間を見て帰りました。

途中日が暮れてしまったんですが、カンボジアは街灯が少なく、夜は基本真っ暗なんで、道路に空いている穴とか近づかないと分からりません。

超ヒヤヒヤしながら帰りました。