前回に引き続きエレバンのおすすめスポットの紹介です。

今回はエチミアジンオペラ座の紹介。

エチミアジンとは、アルメニア正教会の総本山である大聖堂があります。

エレバン中心部からも比較的行きやすい場所。

ここには、伝説の”あの”聖なるアイテムが保存されているとか・・・

そしてエレバンの中心部に、シンボルのように建てられている大きなオペラ座。

ヨーロッパなど先進国でオペラを見ればチケットはかなり高額になりますし、ドレスコードもあるのでバックパッカーが行くには敷居が高い。

ところが中央アジアやコーカサスではこのオペラが比較的安く、お手軽に見れてしまうんですね。

 

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↑エレバン中心部の簡易マップについては、前回記事をご参照ください。

 

 

エチミアジンへの行き方

まずはさくっとエチミアジン(Etchmiadzin)へ行ってみましょう。

 

エレバン最大のバスターミナル、キリキアバスターミナル。

 

写真のアフトヴァグザールっていうのはロシア語でバスターミナルの意味です。

ちなみにヴァグザールは鉄道駅。

旧ソ連圏ではだいたいこの言葉が使われています。

 

エレバン駅からだと23番のバスがここに行きますが、他にもキリキア行きのマルシュルートカなどがたくさん市内を走っています。

基本的に1回乗車が100ドラム(約23円)。

 

キリキアバスターミナルに着くと、エチミアジン行きのマルシュが30分おきくらいに出ていて、ドライバーが客引きしているのですぐ分かると思います。

マルシュの番号は202か203だったはず。

 

キリキアバスターミナル → エチミアジンまでのマルシュルートカ: 250ドラム(約58円)

 

所要30分ほどで到着です。

 

エチミアジン大聖堂に眠る”あの”聖なるアイテム

 

<エチミアジンの場所>

エレバンから少し西に向かったところにあります。

 

マルシュは大通り沿いで停まりますが、例の大聖堂はそこから歩いてすぐです。

広い公園になっている敷地を歩いて行くと・・・

 

ガーン!

修復中でした。

中には入れるけど、これだと写真映えがしないです。

まあ仕方ないですね。

 

ちなみに大聖堂の中は無料で入る事ができますが、その奥にある博物館は有料です。

博物館のチケットは何故か大聖堂の向かいにあるお土産屋みたいなところで売っています。

 

エチアミジン大聖堂博物館チケット: 1,500ドラム(約348円)

 

エチアミジン大聖堂。

今まで見た教会と比べても、かなり大きなつくりになっています。

さすがアルメニア聖教会の総本山。

日曜の早朝と夕方頃であればミサも見られるそう。

さて、博物館はこの右奥にあります。

 

まずはこちら。

これが何かっていうと、ノアの方舟の残骸とのこと。

地上の生物たちを滅ぼした大洪水から、ノアとその家族、動物たちを救ったあの伝説上の方舟です。

この残骸は大洪水の後、方舟が辿り着いたとされるアララト山の山頂付近で見つかったとか。

 

うーん・・・

信じるか信じないかは、あなた次第です・・・ね。

 

 

そしてもう一つ、この博物館の目玉がこちら。

 

ロンギヌスの槍。

伝説では、イエス・キリストが十字架に磔の刑にされたとき、キリストが死んでいるか確認するために脇腹に刺したものとされています。

なお、ロンギヌスとは、そのキリストを刺した兵士の名前だとか。

よくFFなんかのゲームでは最強クラスの武器の一つとして登場してきます。

FF6だとエドガーの最強武器でした、1ギルで売れますね。

また、FF以外にも、どうしてもあのイメージが拭えないです・・・

 

それがこちら。

ロンギヌスの槍といえば、こんな形だったはずです、僕の中では。

 

そう、エヴァ◯ゲリオンで、こんな感じでリリスの胸元に突き刺さってたやつ。

同作品ではロンギヌスの槍はATフィールドを無効化するチート武器でした。

 

うーん・・・

ちょっと納得がいかないですね。

 

という僕の超勝手な意見でした。

 

 

ちなみに、ネットで調べた情報によれば、ノアの方舟の欠片、ロンギヌスの槍とも、それが使用されたとされる時代と同時期のものであるという調査結果があるらしいです。

それが本当であればかなり凄いことですよね・・・

 

 

エレバンでオペラを見よう

エレバンではオペラがかなり安く見られます。

オペラ座の場所は、前回記事で紹介した簡易マップのとおり、共和国広場から少し北に歩いて行ったところ。

しかもエレバンのオペラは庶民的な感じのもので、割とラフな服装で気軽に見に行けるところだとか。

その敷居と値段の高さから僕は今までの人生でオペラなんて見た事なかったけど、ここに来てついに初オペラに挑戦してみることにしました。

 

使い回しの写真ですが、この奥に見えるのがオペラ座。

チケット売り場はここから向かって左側の売店みたいなところにあります。

 

ここです。

チケットは当日の開演30分前くらいでも買えました。

現地のアルメニア人もほとんどは当日買いに来るようです。

 

チケットは鑑賞席によって、料金が分かれており、僕は後ろの方の3,000ドラム(約697円)の席にしました。

 

自分の席から見たオペラホール。

重厚なつくりになっていて、この光景見ただけで結構感動です。

 

いつどんな作品が見られるのかなどは、エレバンオペラ座のこちらのサイトで確認ができます。

今回見る作品は、Anoush(アヌッシュ)というアルメニアの作曲家の方の有名な作品。

事前にどんな話なのかある程度調べておくと、ストーリーが頭に入ってきやすいです。

 

始まりました!

ステージの上にちゃんと英語の字幕が表示されるので、それなりに流れが分かります。

で、どんな話なのかといいますと、要約すると、

逆上したちょっと面倒臭い系の 男が妹の彼氏を銃殺する

という内容です。

これだけ読むとだいぶぶっ飛んだ話に聞こえますが・・・

 

ハンディカムの高倍率ズームで撮影した画像。

こちらがアヌッシュさん。

アルメニアの農村の少女。

少女というにはちょっと老けてる大人びている気がしますね。

 

 

アヌッシュと恋に落ちた羊飼いのサロ

こちらももういいおっさんだいぶ貫禄があります。

 

前半はこのアヌッシュとサロが恋に落ちるところや、アヌッシュとアヌッシュを愛する兄モッシーの会話などが描かれます。

 

ある結婚式の夜、サロはアヌッシュの兄モッシーと決闘を行うことに。

 

そこでサロに恥をかかされてしまったおっさんモッシー。

ブチ切れた挙句・・・

 

サロを射殺。

 

悲劇を盛り上げる森の精霊たち。

ああ、なんて可哀想なアヌッシュ・・・

 

苦しんだアヌッシュは、最終的に谷に身を投じて自殺してしまいます。

 

 

なるほど、やっぱり常識的に考えるとぶっ飛んだ話だわ。

いやしかし、近代以前の世界で、特に田舎の方なんかは相当閉鎖的なコミュニティだった訳なんで、モデルになった実際の話があったのかもしれません。

おそらく皆メンツというものをとても大事にしますからね。

ヤ◯ザのような世界だったはずです。

怖い怖い。

 

なお、この話の舞台になったロリ県という山々に囲まれた地は、エレバンからジョージア寄り北西の方に進むと存在します。

 

 

さて、そんな感じでエレバン近郊のおすすめスポットを紹介しましたが、次回から南コーカサス最大の謎の未承認国家、ナゴルノカラバフ情報をまとめて行きます。